【可児市】濃厚でコク深い絶品鶏白湯ラーメン!「鶏中華蕎麦 大晴」を徹底レビュー
2025年1月にオープンした「鶏中華蕎麦 大晴(たいせい)」は、栃木県で人気を博した名店のオーナーが岐阜県可児市に新たに展開した注目のラーメン店です。大量の鶏ガラを長時間炊き上げた濃厚な鶏白湯スープが特徴で、オープンから数ヶ月経った今も多くのラーメンファンが訪れる人気店となっています。今回は特に人気メニューの「濃厚鶏白湯そば」を中心に、店舗の魅力やこだわりを徹底的にレポートします。


- 愛知在住
- 週1回以上ラーメンを継続中
- 鶏白湯&豚骨好き

評価
『濃厚鶏白湯そば』の評価です。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
スープ | 醤油濃い系の濃厚鶏白湯。 | |
麺 | 普通の細麺です。 | |
トッピング | 3種類のチャーシューが飽きさせない。 | |
総合 | 岐阜県トップクラスの鶏白湯です。 |
はじめに
2025年1月15日、岐阜県可児市中恵土に「鶏中華蕎麦 大晴(たいせい)」がプレオープンし、2月に正式グランドオープンしました。このお店は、栃木県小山市で大人気を博した「和風PING-PONG竹末」のオーナーが新たに立ち上げた店舗で、そこで培われた技術とこだわりが「大晴」に引き継がれています。
オープン前から地元可児市では話題となっていたこのラーメン店は、鶏をベースにしたスープを軸に、多彩な味わいのラーメンを提供しています。栃木から可児市に移転してきたことで、地元の食材も取り入れるなど、地域とのつながりを大切にする姿勢も見られます。私自身、オープンから数ヶ月経った今回の訪問でも、平日にもかかわらず多くのお客さんで賑わっていたことに驚きました。
お店の雰囲気
「鶏中華蕎麦 大晴」は、以前「猿田彦 彩旬ごはん」が営業していた店舗跡地にオープンしました。店内はシンプルながらも清潔感のある空間で、カウンター席のみの10席という小規模な造りとなっています。カウンター席からは、店主が丁寧に麺を仕上げる様子や、スープを注ぐ過程を間近で見ることができ、ラーメン作りへの真摯な姿勢が伝わってきます。
店内の照明は明るすぎず暗すぎず、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。壁には栃木時代のお店の思い出や、地元可児市との繋がりを感じさせる装飾もあり、店主のストーリーを感じることができる空間となっています。
御盆にサーモスカップの水。丁寧さを感じる仕事です。

鶏白湯ラーメンレビュー


スープ

「濃厚鶏白湯そば」のスープは、大量の鶏ガラを長時間炊き上げて作られています。一口すすると、その濃厚さに驚かされますが、決して脂っぽくなく、鶏の旨味がギュッと詰まった絶品スープです。
濃厚ながらもクリーミーな口当たりで、後味はすっきりとしています。スープには粘り気があり、麺や具材にしっかりと絡みます。特筆すべきは、一般的な鶏白湯ラーメンにありがちな油っこさがなく、最後の一滴まで飲み干したくなる完成度の高さです。
また、特別な「πウォーター」という水を使用するなど、素材へのこだわりも感じられます1。スープの温度も絶妙で、最後まで冷めることなく楽しむことができました。
麺

麺は京都の老舗製麺所「棣鄂(ていがく)」の特製麺を使用しています。中太のストレート麺で、適度な弾力と小麦の風味が楽しめます。さらに、店主は丁寧に麺に傷をつけ、スープにからみやすくするという細やかな工夫をしており、この一手間が食感と味わいの奥行きを生み出しています。
噛むほどに小麦の甘みが広がり、スープとの相性も抜群です。茹で加減も絶妙で、最後まで麺の食感が持続する点も素晴らしいです。
具材
鶏白湯ラーメンには、3種類のチャーシューがトッピングされています1。しっとりとした鶏チャーシュー、香ばしく焼き上げた豚バラチャーシュー、そして柔らかいローストポークが、それぞれ異なる食感と味わいを楽しませてくれます。



チャーシューはどれも厚みがあり、スープの味を吸い込みながらも素材本来の旨味をしっかりと感じられる仕上がりです。他にも、ネギやメンマなどの定番具材に加え、特製の煮卵も絶品でした。半熟の黄身がとろりと溶け出し、白身はしっかりとした食感で、絶妙な塩梅の味付けがスープとの一体感を生み出しています。
味変調味料

ゆず七味がありました。最後はこちらで味変をお楽しみください。
他メニュー
「鶏中華蕎麦 大晴」では、鶏白湯以外にも魅力的なメニューを提供しています。
「淡麗醤油そば」(930円)は、鶏の旨みを引き出し、7種類の醤油を使用したあっさり醤油そばです。複数回訪問するリピーターからも高く評価されており、あっさりとした醤油ラーメンが好みの方におすすめです。
「淡麗鯛潮そば」は、鶏と真鯛のアラをじっくり煮込んだあっさり潮そばで、2種類のチャーシューに加え、炙り鯛の身がトッピングされています。魚介の風味が効いた爽やかな味わいが特徴です。
最も注目すべきは「明智スペシャル」でしょう。地元可児市産味噌を溶け込ませ、帆立と海老のペーストをトッピングした濃厚醤油鶏白湯そばで、「1杯のラーメンで2種の味が楽しめる! スープが鶏から魚介に変わる!?」というコンセプトのお店イチオシメニューです。地元にゆかりのある「明智」の名前を冠した一杯であり、地域とのつながりを大切にする店主の想いが感じられます。
サイドメニューとしては「ローストポーク丼」も提供されており、ラーメンとの相性も抜群です。


お店情報
混雑度
平日の昼間に訪問しましたが、開店から30分ほどでほぼ満席になる人気ぶりでした。カウンター10席という限られた席数のため、特に週末やランチタイムは待ち時間が発生することが予想されます。できれば開店直後か、少し遅めの時間帯の訪問がおすすめです。
席
店内は10席のカウンター席のみとなっています。席と席の間隔は適度に確保されているため、隣の人との距離感も程よく、一人でも気兼ねなく食事を楽しめる空間です。カウンター席からは厨房の様子が見え、ラーメン作りの過程を楽しむことができます。
清潔感
2025年1月にオープンしたばかりということもあり、店内は非常に清潔感があります。カウンターや床、調味料の置かれた棚なども綺麗に整頓されており、衛生面への配慮も感じられました。スタッフの方々も清潔な身だしなみで、食事を提供する場としての基本がしっかりと守られています。
駐車場
お店の前のスペースは駐車禁止で、もう一列奥の列に駐車することが注意点です。
食べている間に近隣のお店の人から車の移動お願いが来ていました。駐車スペースを間違えないように注意しましょう。
支払い方法
現在のところ、支払いは現金のみとなっており、カード決済、電子マネー、QRコード決済は利用できません。訪問の際は必ず現金を持参するようにしましょう。
まとめ
「鶏中華蕎麦 大晴」は、栃木県から岐阜県可児市に移転してきた注目のラーメン店です。大量の鶏ガラを長時間炊き上げた「濃厚鶏白湯そば」は、濃厚でありながら脂っぽさを感じさせない絶品の一杯でした。京都の老舗製麺所の特製麺と3種類のチャーシューなど、素材へのこだわりも随所に感じられます。
特に印象的だったのは、店主が丁寧に麺に傷をつけ、スープにからみやすくするという細やかな工夫です2。こうした一手間が、ラーメン全体の完成度を高めています。また、地元可児市産の味噌を使用した「明智スペシャル」など、地域とのつながりを大切にする姿勢も素晴らしいと感じました。
カウンター10席のみの小さなお店ですが、その分一杯一杯に込められた想いと技術を間近で感じることができます。濃厚ながらも繊細な味わいの鶏白湯ラーメンを求める方には、ぜひ一度訪れていただきたい名店です。
店舗情報
- 店名:鶏中華蕎麦 大晴(たいせい)
- 住所:岐阜県可児市中恵土2371-125
- 営業時間:11:30~15:00(LO14:30)、18:00~21:00(LO20:30)
- 定休日:火曜日、第3水曜日
- アクセス:新可児駅から約1.7km
- 席数:10席(カウンター席のみ)
- 支払い方法:現金のみ(カード不可、電子マネー不可、QRコード決済不可
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