はじめに:クリックだけで夢中になる!「フラッピーバード」ってどんなゲーム?

みんな、こんにちは! ✨ 突然だけど、「フラッピーバード」っていうゲームを知ってるかな?
スマホで大ブームになった、とってもシンプルなゲームなんだ。スペースキーや画面タップだけで鳥を操作して、土管の間を通り抜けていく。ルールはそれだけ! 。でも、この「簡単そうに見えて、実はすっごく難しい」っていうのが、世界中の人を夢中にさせたひみつなんだ 。
友達と「何点取れた?」ってスコアをきそうのが、めちゃくちゃ楽しかったんだよね! たった一人の開発者が、ほんの数日で作ったゲームが世界中で大ヒットしたなんて、すごい話だよね 。
ろぼてく単純だけどやめられない!それがフラッピーバード!
- 現役エンジニア
- スクラッチ歴4年


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伝説のゲーム「フラッピーバード」のひみつ
フラッピーバードがなぜこれほどまでに人気になったのか、その理由は「絶妙な難しさ」にあります 。操作はタップだけと単純ですが、タイミングよく高さを調整するのが本当に難しい 。失敗するとすぐにゲームオーバーになってしまうからこそ、「次こそは!」と何度も挑戦したくなる中毒性がありました 。
このシンプルなルールと、すぐに結果がわかるスコアシステムが、友達同士でスコアを自慢し合うのにぴったりで、口コミで一気に人気が広がったのです 。シンプルなアイデアでも、工夫次第で世界中の人を熱中させられる、ということを証明した伝説のゲームと言えるでしょう。
スクラッチなら君もゲームクリエイター!
そして、今日紹介するのは、そんなフラッピーバードを「スクラッチ」というプラットフォームで、みんなと同じような子供たちやゲーム好きのクリエイターが作った作品たちなんだ。
スクラッチは、ゲームを遊ぶだけじゃなくて、自分でゲームを作ることができる魔法のような場所。難しいコードをキーボードで打つんじゃなくて、ブロックを組み合わせるだけで、プログラミングができちゃうんだ 。
すごいのは、他の人が作ったゲームの中身(プログラム)を自由に見られること。「この動き、どうやって作ってるんだろう?」って思ったら、すぐに中をのぞいて勉強できる。「リミックス」という機能を使えば、そのゲームを元にして、自分だけのオリジナルゲームに改造することだってできるんだよ 。
この記事で紹介するゲームは、まさにそんなふうに、たくさんのスクラッチャー(スクラッチで作品を作る人たちのこと)が、オリジナルのフラッピーバードに負けないくらい面白いアイデアを詰め込んで作ったものばかり。
さあ、前置きはこれくらいにして、いよいよランキングの発表にうつるよ!面白さを一番の基準に選んだ、最高のフラッピーバードTOP5はこれだ! 🚀
面白さで選んだ!スクラッチ「フラッピーバード」おすすめランキングTOP5


ここからは、いよいよランキングの発表!第5位からカウントダウン形式で紹介していくよ。それぞれのゲームの「面白さ」はもちろん、「プログラミングの勉強になるポイント」も解説するから、ぜひ未来のゲーム作りの参考にしてね!
第5位:【王道・オブ・ザ・王道】これぞフラッピーバード!基本を学ぶのに最適
- ゲーム名: Flappy Bird
- 制作者: CompletelyAwesomeMan さん
- プロジェクトリンク: https://scratch.mit.edu/projects/641919203
ランキングのトップバッターは、オリジナルのフラッピーバードを、ものすごく忠実に再現したこの作品!見た目や動き、効果音まで、まるで本物がそのままスクラッチにやってきたかのよう 。
「フラッピーバードって、そもそもどんなゲームだっけ?」という人や、「まずは基本の形をマスターしたい!」という人に、まさにおすすめの「教科書」のようなゲームだよ。オリジナルのゲームはかなり難しかったけど、この作品は少しだけ遊びやすく調整されているから、イライラせずに練習できるのが嬉しいポイントだね 。
ここが面白い! 🎮
- グラフィック、効果音、鳥の動きがオリジナルにそっくり!
- 本家よりも少しだけ簡単で、気持ちよくプレイできる!
- フラッピーバードの「面白さの基本」がギュッと詰まっている!
プログラミングの勉強ポイント 💡
「完璧な重力(じゅうりょく)の再現」
このゲームで一番勉強になるのは、鳥が自然に下に落ちていく「重力」のプログラム。鳥がカクカク落ちるんじゃなくて、だんだん速くなりながらフワッと落ちていくよね。これは「変数」という数字を覚えておける箱を使って、すごくうまく表現されているんだ。
かんたんに言うと、こんな感じのプログラムで動いているよ。
- 「重力」という名前の変数を用意する。
- 「ずっと」ループの中で、鳥のY座標(縦の位置)を「重力」の分だけ変え続ける。
- 同時に、「重力」の数字を少しずつマイナスしていく(例:-0.5ずつ変える)。
こうすることで、下に落ちるスピードがだんだん速くなっていく、リアルな重力が生まれるんだ 。このテクニックは、ジャンプするアクションゲームを作るときには欠かせない基本中の基本だから、ぜひ中身を見て研究してみてね!
総合評価テーブル
| 観点 | レーティング |
| 面白さ | ★★★☆☆ |
| 完成度 | ★★★★★ |
| 再現度 | ★★★★★ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★☆ |
| 総合おススメ度 | ★★★★☆ |
第4位:【水中たんけん】お魚を操作してサンゴをよけろ!着せ替えも楽しい!
- ゲーム名: Flappy Fish v1.14
- 制作者: RacingAce さん
- プロジェクトリンク: https://scratch.mit.edu/projects/359146565/
第4位は、舞台を空から海の中に移した、とっても美しい作品!プレイヤーが操作するのは鳥ではなく、かわいいお魚。よける障害物も、土管ではなくてカラフルなサンゴや岩なんだ 。
キラキラした水の表現や、ゆったりとしたBGMが、まるで本当に海の中を探検しているような気分にさせてくれるよ。ただキャラクターを変えただけじゃなくて、世界観全体がしっかりと作り込まれているのが素晴らしいポイント。6種類もの魚から好きなキャラクターを選んで遊べるのも、何度もプレイしたくなる魅力の一つだね! 。
ここが面白い! 🐠
- 水中というテーマが新鮮で、グラフィックがとってもキレイ!
- 6種類のかわいい魚から、好きなキャラクターを選べる!
- 障害物がまっすぐな土管じゃなくて、複雑な形のサンゴだからスリル満点!
プログラミングの勉強ポイント 💡
「キャラクターの切り替え(きりかえ)とカスタマイズ」
このゲームでは、最初に好きな魚を選んでからスタートするよね。これはプログラミングでどうやって実現しているんだろう?答えは、「コスチューム」と「メッセージ」の機能を使っているんだ。
かんたんな仕組みはこうだよ。
- スタート画面に、魚の絵(スプライト)をたくさん並べておく。
- プレイヤーが特定の魚のスプライトをクリックしたら、「この魚が選ばれたよ!」という「メッセージ」をゲーム全体に送る。
- ゲーム本体は、そのメッセージを受け取ったら、プレイヤーキャラクターの「コスチューム」を、選ばれた魚の絵に切り替える。
この仕組みを応用すれば、キャラクターの見た目を変えたり、ゲームの途中でパワーアップさせたりと、いろんなカスタマイズができるようになる 。自分のゲームに「選ぶ楽しさ」を加えたい時に、すごく参考になるテクニックだよ。
総合評価テーブル
| 観点 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★☆ |
| 完成度 | ★★★★☆ |
| 再現度 | ★★☆☆☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★☆ |
| 総合おススメ度 | ★★★★☆ |
第3位:【マイクラの世界】ブロックの空を飛び回れ!あの大人気ゲームと夢のコラボ!
- ゲーム名: Flappy Minecraft
- 制作者: TrentonTNT さん
- プロジェクトリンク: https://scratch.mit.edu/projects/733104843
「もしもフラッピーバードが、あの『マインクラフト』の世界にあったら?」そんな夢をかなえてくれるのが、この第3位の作品だ! 。
操作するのは、マイクラでおなじみのキャラクター「スティーブ」。背景も、障害物も、効果音も、すべてがマイクラ風のブロックでできていて、ファンにはたまらない世界観になっているよ 。鳥のように羽ばたくんじゃなくて、ポンポンと跳ねるような独特の操作感も面白い。二つの大人気ゲームが合体した、まさに夢のコラボレーション作品だ!
ここが面白い! 🧱
- フラッピーバードとマインクラフトのいいとこ取り!
- ブロックでできたグラフィックと効果音で、マイクラの世界にいるみたい!
- キャラクターが「跳ねる」動きなので、普通のフラッピーバードとは一味違う!
プログラミングの勉強ポイント 💡
「世界観(せかいかん)の作り方」
このゲームが教えてくれる一番大切なことは、「世界観を統一すること」の重要性だ。キャラクターだけをマイクラ風にするんじゃなくて、背景、障害物、音、文字のフォントまで、すべてをマイクラっぽく揃えているから、こんなに「それっぽい」ゲームになっているんだね。
これはゲーム作りの基本で、グラフィックや音楽といった「アセット」をうまく組み合わせることで、プレイヤーをゲームの世界に引き込むことができる。スクラッチでは、自分で描いた絵や、録音した音、ネットで見つけた画像などを簡単にアップロードして使える 。君が作りたいゲームの世界観はどんな感じ?このゲームを参考に、自分だけの世界観を表現する方法を考えてみよう!
総合評価テーブル
| 観点 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★☆ |
| 完成度 | ★★★★☆ |
| 再現度 | ★★★☆☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★☆☆ |
| 総合おススメ度 | ★★★★☆ |
第2位:【虹色ロケット】ニャンキャットと一緒に宇宙を大冒険!
- ゲーム名: Flappy Nyan Cat!
- 制作者: RoastedSquirrel64 さん
- プロジェクトリンク: https://scratch.mit.edu/projects/72556128
第2位は、見ているだけでハッピーになれる、超キュートなこの作品!主役は、インターネットで大人気のキャラクター「ニャンキャット」。ポップでかわいいニャンキャットを操作して、宇宙空間を飛んでいくんだ 。
このゲームの一番の魅力は、なんといってもニャンキャットが通ったあとに残る、美しい虹色の軌跡!そして、ノリノリになれるBGM。難しくてイライラしがちなフラッピーバードだけど、このゲームは遊んでいるだけで自然と笑顔になっちゃう不思議な力を持っているよ。可愛くて楽しい、最高の癒やし系フラッピーバードだ!
ここが面白い! 🌈
- あの伝説のニャンキャットになれる!
- 飛んだあとに虹が残るのが、見ていてすごく気持ちいい!
- ポップなキャラクターと音楽で、楽しくプレイできる!
プログラミングの勉強ポイント 💡
「クローンで軌跡(きせき)を作る」
ニャンキャットが通ったあとの虹色の軌跡、あれはどうやって作っているんだろう?そのひみつは「クローン」というブロックにあるんだ。クローンは、スプライト(キャラクター)の分身をたくさん作ることができる、超便利な機能だよ。
虹の軌跡は、こんなプログラムでできている。
- 「ずっと」ループの中で、ほんの少し(例:0.1秒)待つ。
- ニャンキャットがいる場所に、「虹」スプライトの「クローンを作る」。
- 作られたクローンは、「だんだん透明になる」ようにプログラムしておく。
これを繰り返すことで、まるで虹のしっぽが続いているように見えるんだ 。このクローンの技術は、シューティングゲームの弾を発射したり、敵キャラクターをたくさん出現させたりと、本当にいろんなことに応用できる。スクラッチでゲームを作るなら絶対にマスターしたい、最強のテクニックの一つだよ!
総合評価テーブル
| 観点 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★★ |
| 完成度 | ★★★★☆ |
| 再現度 | ★★★☆☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★★ |
| 総合おススメ度 | ★★★★★ |
第1位:【新感覚バスケ】鳥じゃない!?ボールを操作してシュートを決めろ!
- ゲーム名: Flappy Dunk
- 制作者: AnimationsScratch さん
- プロジェクトリンク: https://scratch.mit.edu/projects/302541573
そして、堂々の第1位に輝いたのは、フラッピーバードの常識をくつがえした、この革命的な作品だ!
このゲームで操作するのは、鳥じゃない。なんと、バスケットボール!障害物を「よける」んじゃなくて、バスケットゴールに「シュートを決める」のが目的なんだ 。ただ高さを合わせるだけじゃなく、コートの上と下に当たらないようにコントロールしながら、うまくゴールを通過させなくちゃいけない。
「タップで上昇する」という基本ルールは同じなのに、目的を変えるだけで、こんなにも新しくて面白いゲームが生まれるなんて、まさに天才的な発想だよね。その面白さは本物で、スクラッチで100万回以上もプレイされている超人気作品なんだ 。中毒性が高くて、一度始めたら止まらなくなること間違いなし!
ここが面白い! 🏀
- 鳥じゃなくてバスケ!というアイデアが斬新すぎる!
- ゴールに「スウッシュ!」とボールが入る瞬間が最高に気持ちいい!
- ボールや羽をアンロックして、自分好みにカスタマイズできる!
プログラミングの勉強ポイント 💡
「アイデアの発想法(はっそうほう)」
このゲームから学べる最大のポイントは、プログラミングの技術そのものよりも、「アイデアの出し方」だ。このゲームの作者は、ただキャラクターや背景を変えるだけじゃなかった。「障害物をよける」というゲームの根本的な目的を、「ゴールに入れる」という全く別のものに変えてしまったんだ 。
これは、ゲーム作りの一番面白いところで、一番大切なこと。どうすれば、ありふれたゲームを、誰も見たことがないような新しいゲームに変えられるだろう?ルールを一つだけ変えてみたら?目的を逆さまにしてみたら?そんなふうに「当たり前を疑う」ことから、神ゲーは生まれるのかもしれない 。このゲームは、君の頭の中にある創造力のスイッチを押してくれる、最高のお手本だよ。
総合評価テーブル
| 観点 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★★ |
| 完成度 | ★★★★★ |
| 再現度 | ★☆☆☆☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★★ |
| 総合おススメ度 | ★★★★★ |
まとめ:お気に入りのゲームは見つかった?次は君が神ゲーを作る番だ!


さあ、TOP5の発表、どうだったかな?
オリジナルの面白さを追求した王道ゲームから、海の中を探検したり、マイクラの世界を冒険したり、ニャンキャットと虹をかけたり、そして最後にはバスケでシュートを決めたり…。「フラッピーバード」という一つのゲームから、こんなにもたくさんの、個性的で面白いゲームが生まれているなんて、本当にワクワクするよね!
そして一番大事なことをもう一度言うよ。ここに並んだすごいゲームは全部、特別なプロのゲーム会社じゃなくて、僕たちと同じようにスクラッチが大好きな人たちが作ったものなんだ。
最初は、第5位のゲームのように、お手本をそっくりマネするところから始めるのがいいかもしれない。次に、第4位や第3位のように、自分の好きなキャラクターや世界観を混ぜ込んで、自分だけのバージョンを作ってみる。そして慣れてきたら、第1位のゲームのように、ルールそのものを変えて、全く新しいゲームを発明することに挑戦するんだ。
君なら、どんなフラッピーバードを作る? フラッピー・ドラゴン? フラッピー・お寿司? それとも、フラッピー・うんち…!?
スクラッチなら、君のアイデアはなんだって形にできる 。
今回紹介したゲームで思いっきり遊んだら、ぜひ「中を見る」ボタンを押して、そのプログラムの秘密をのぞいてみてほしい。そして、自分だけのプロジェクトを始めてみよう。
未来のゲームクリエイターである君が作る次の「神ゲー」を、楽しみに待ってるよ! 🔥
おススメのスクラッチ参考書
私も参考にしているスクラッチ参考書を紹介します。どちらもとてもわかりやすいです。



私の場合は、図書館で借りて試し読みして、分かりやすかったものを購入しています。試し読みは必須です。
手元にずっと置いておき、いつでも参照できるようにすることも重要です。
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