この記事のポイント
・何回もくだものを落とす方法を説明します。
はじめに|何回もくだものを落とせるようにしたい。
このシリーズは、大人気のスイカゲームを作りながらスクラッチプログラミングを学ぶシリーズです。
スイカゲームでは何回でもくだものを落とせるようになっていますね。
第2回のこの記事では、何回でもくだものを落とす作り方を説明します。
プログラミングのメリットの1つである「くりかえし」を使っていきます。
参考記事
前回記事
前回はカゴを動かして、くだものを1回だけ落とせるようにしました。
スクラッチの始め方
スクラッチの始め方は以下リンク先でまとめています。初めての方、やり方を忘れてしまった方はぜひここから読んでみてください。
完成作品
今回の完成作品はこのようになります。緑色の旗ボタンを押すとプログラムが始まります。
何回もくだものを落とせるようになりました。くだものがくだものに触れると落下がとまります。
操作方法
- 左右キーでカゴを移動させます。
- スペースキーでくだものを落とします。
完成スクリプト
修正スプライト
<かご>
くだもののクローンをつくるスクリプトを追加します。
<くだもの>
くだものとくだものが触れたら、落下が止まるようにします。
スクラッチプロジェクト
スクラッチプロジェクトは以下です。プログラムや画像の素材は自由に使用してもらってOKです。
作るモノ・コト(仕様)を決める
今回の作るモノ・コトは以下のとおりです。これをプログラムできればゴールです。
- くだもののクローンをつくる
- くたものがくだものに触れたら落下が止まる
はじめに作りたいモノをおおざっぱでもいいので、書き出すことがプログラミングで重要です。
いきなりプログラムを組み始めるよりスムーズに進みます。
プログラミング
くだもののクローンをつくる
くだものを落下させた後に、かごにくだものをまた出現させるようにします。
- くだもの
- スペースキーを押したら、「くだものをつくる」メッセージを送る。
- カゴ
- 「くだものをつくる」メッセージを受け取ったら、くだもののクローンを作る。
くだものスプライトでくだもののクローンを作らないようにしましょう!
自分で自分のクローンを作ると、問題が発生します!
詳しくは下の記事で解説しています。興味のある方は読んでください。
それを踏まえた上でこのようにプログラムしてみましょう。
くだもののスクリプトはこのようになります。
カゴのスクリプトはこのようになります。
少し待ってクローンを作るとイイ感じになります。
動作確認
ここで一旦動作確認をしてみます。何回もくだものを落とせるようになっていれば成功です。
くだもの と くだものが触れたら落下が止まる。
さきほど作ったプログラムでは、くだもの がある場所にくだものが落ちてきたら、くだもの同士が重なってしまっていました。
スイカゲームでは、くだもの同士は重ならないので、くだものが重ならないようにします。
- くだもの と くだものが触れたら落下が止まる。
ボールのスクリプトをこのように修正します。
動作確認
さいごに動作確認をしてみます。
落下したくだものがどんどん積みあがっていけば成功です。
今回はこれで完了です! お疲れ様です!
さいごに
第2回目は、くだものを何回も落下させるところまでを作りました。
次回予告は下をスクロールしてくださいね⇩⇩⇩
おススメのスクラッチ参考書
私も参考にしているスクラッチ参考書を紹介します。どちらもとてもわかりやすいです。
私の場合は、図書館で借りて試し読みして、分かりやすかったものを購入しています。試し読みは必須です。
手元にずっと置いておき、いつでも参照できるようにすることも重要です。
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次回
落とすくだものをランダムに変えるようにします。
お楽しみに!
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