【体験談】アドセンス審査 合格のための6つのコツと意外な不合格理由

この記事のポイント

  • Googleアドセンス合格のための6つのコツがわかります。
  • あまり知られていない意外な不合格理由がわかります。
ろぼてく

結論として、私の場合は多数の「404」となるページが存在していたことが問題でした!
また、その状況に陥ったのもかなり特殊なケースでした。
その対策についても解説していきます。

目次

はじめに Googleアドセンスに合格したい!

ブログを開設して、収益化を狙う人の最初の関門と言えば、「Goodleアドセンス」の審査です。

1回でサクッと合格できる人、10回以上かけても合格できない人もいます。

この記事では、私の体験記を通してGoogleアドセンス審査の対策と合格までの道のりを説明します。

ろぼてく

私も先輩ブロガーのGoogleアドセンス合格のためのコツを読み漁りましたが、それらのどれにも当てはまらない落とし穴がありました!
その落とし穴と、その対策についても紹介します!

Googleアドセンスとは

Googleアドセンスとは、Webページやブログに広告を貼り、クリック数に応じて報酬を得られる仕組みです。

ブログでの収益方法として一般的なものは「アフィリエイト」ですが、Googleアドセンスがアフィリエイトと異なる点は以下です。

  • クリックだけで収益が発生する。
  • 広告はGoogleが自動で選定してくれる。

これらの特徴から、ブログ初心者でも収益化のために多くの時間を割く必要がなくなり、ブログ運営に集中することができるようになります。

Googleアドセンス審査とは

Googleアドセンスプログラムに参加するためのGoogleによる審査です。

これほど良い特徴を持っているGoogleアドセンスなので、多くの人が参加したいと思われるはずです。

ただし、Google側も低品質なWebページに広告を掲載してしまって、広告主様のイメージを落としたくないと考えているため、Goodleアドセンスプログラムの基準に適しているかの事前審査が行われます。

Googleアドセンス審査は年々合格基準は高まっていると言われていますが、次に示すコツを実践すれば基本的には合格することができます。

Googleアドセンス審査に通るための6つのコツ

先輩ブロガーと私の経験を踏まえての6つのコツがあります。

  1. 独自ドメインを使用すること
  2. プライバシーポリシー・問い合わせフォーム・プロフィールを掲載すること
  3. ブログの操作性を高めること(WordPressを使うことをおススメ)
  4. アドセンスポリシーを守ること
  5. 他Webサイトの内容をコピーしない・著作権に違反しないこと
  6. 10記事以上・1000文字以上・5カテゴリー以内で記事を書くこと
ろぼてく

やること多すぎ・・・と嘆きそうですが、
これらを実施すれば、結果的に皆さんのブログ自体が良いものになりますのでがんばりましょう!
以下で1つづ解説してきます。

独自ドメインを使用すること

Googleアドセンス審査には、独自ドメインの方が間違いなく有利です。

なぜなら独自ドメイン以外(例えば、はてなブログ等)では、運営元の以降によってルールが変わって広告のポリシーが変わってしまうリスクがあるからだと考えます

対して、独自ドメインであれば運営元は存在しないのでGoogleとしても安心して広告が出せるのだと思います。

ただし、はてなブログやライブドアブログでもGoogleアドセンス申請は出せますので、100%独自ドメインでないとダメということではありません。

プロフィール・プライバシーポリシー・問い合わせフォームを掲載すること

サイトの信頼性を高めるために必要な施策です。

  • どういった人が運営しているか(プロフィール
  • どういった個人情報の取り扱いをしているか(プライバシーポリシー
  • 常に連絡可能な状態にあるか(問い合わせフォーム

ということがサイトの信頼性を高めるために必要となります。

プライバシーポリシーは先輩ブロガーの方々のものを参考にして作り上げて問題はありません。私のプライバシーポリシーも参考にしてもらってOKです。

ブログの操作性を高めること(WordPressを使うことをおススメ)

読者がサイトを読みやすくする工夫が必要です。

これを実現するためには、やはりWordPressと良いテーマを使用することが一番の近道です。ちなみに私のブログでは「SWELL」を使用しております。

そして具体的なアクションは以下となります。

  • グローバルメニューを設置する
  • カテゴリー一覧を設置する
  • パンくずリストを設置する
  • サイトマップを設置する(サチコ用、読者用 両方とも!)

この中で特に忘れがちなのが、サイトマップを読者用にも設置することです。

アドセンスポリシーを守ること

Googleアドセンスの規約を守ることは絶対条件です。

この点が一番わかりづらくて、一番審査落ちの理由になっていることが多いと思います。

アドセンスポリシーは以下リンクで確認できるようになっています。一度目を通すことをおススメします。

Googleパブリッシャー向けポリシー

Googleパブリッシャー向け制限コンテンツ

内容が多いので、以下にGoogleが不適切としている内容をまとめました。

  • アダルト
  • 暴力・武器
  • タバコ・ドラッグ・アルコール
  • ギャンブル
  • 誹謗中傷
  • 著作権違反
  • 詐欺
  • Google Playストアから削除されたアプリ

特に見落とされやすいのはGooglePlayストアで削除されたアプリの紹介等です。Googleが不適切として削除したアプリを紹介することはNGとなります。

他Webサイトの内容をコピーしない・著作権に違反しないこと

著作権の侵害は違法行為に当たりますので絶対にしてはいけません。

これはアドセンスポリシーにも紐づくことです。

ただし、意図せずに著作権に違反することを実施してしまうこともあるので、意識して記事を作成する必要があります。アドセンス審査前には、一度作成したすべて記事で著作権に違反している疑いのある内容がないかを確認しましょう。

特にやってしまいがちなのは、アニメのキャラクターの画像や芸能人の写真を無断で使用しまうことです。

また、他ウェブサイトの内容と意図せずかなり類似してしまうこともあります。そのチェックのためにはCopyContentDetectorを使用するのがおススメです。

このウェブアプリは、記事内容をウェブ上に存在するすべてのサイトと比較して、類似がないかをチェックしてくれるアプリとなります。基本無料で使用できます。

10記事以上・1000文字以上・5カテゴリー以内で記事を書くこと

Googleはサイトに専門性を求めます。

Googleは読者に高品質な情報を届けることを目標としています。そのため、Webサイトには専門性を求めています。その専門性の判断基準として、情報の質と量をチェックしていると考えられます。

情報の質と量を確保するために、以下を目指してブログを書いていきましょう。多くの先輩ブロガーたちも以下の基準を一つの目安にしているようです。

  • カテゴリーを無暗に増やさない(多くても5カテゴリー
  • 10記事以上・1カテゴリーには3記事以上
  • 1つの記事で1000文字以上
ろぼてく

3記事で合格したという方もいらっしゃるようですが、そういった場合は、1記事あたりの情報の質・量が高い傾向にありました。1記事の文字数が少ない方は記事数を増やす必要があると考えます。

Googleアドセンス審査 よくある疑問

Googleアドセンス審査でよくある疑問に次のようなものが挙げられます。

  1. アフィリエイトリンクは貼らない方がよい?
  2. YMYL(Your Money Your Life)に関わる記事は書かない方がよい?

私の体験談からすると、アフィリエイトを貼っており、投資の記事もありましたが、アドセンスは合格しました。

他のブロガーの方の意見を見ても、アフィリエイトを貼っていても合格している方は多くいるようです。

アフィリエイトの貼りすぎには注意

ただし、アフィリエイトリンクの貼りすぎは、Googleが重視する「ユーザエクスペリエンスの向上」に反する可能性があります。必然性のないアフィリエイトリンクの貼りすぎには注意しましょう。

ろぼてく

アフィリエイトリンクがたくさん貼られているサイトは読みづらいことがありますからね。

ろぼてくのGoogleアドセンス合格までの体験記(計5回)

ここで私のGoogleアドセンス合格までの審査結果とその都度の対策を記載していきます。

皆さんのGoogleアドセンス合格の助けになれば幸いです。

1回目の申請 「サイトで広告表示の準備が完了していません」不合格

  • 記事数: 10記事
  • サイト: プロフィール、プライバシーポリシー、お問い合わせ 有り
  • 合否判定期間 :10日間

この不合格理由は単純でした。

私のブログではSWELLの子テーマを使っていますが、審査用のコードを子テーマにしか張り付けていませんでした。どこかのWEB上の情報で子テーマに張り付けるべきと書かれていてそれを実施していたのですが、どうもそれがダメだったようです。

対策ポイント
WordPressの「外観」→「カスタマイズ」→「高度な設定」→「headタグ終了直前に出力するコード」に審査用コードを張り付ける。

2回目の申請 「有益性の低いコンテンツ」不合格

  • 記事数: 10記事→14記事
  • 合否判定期間 :14日間

不合格理由が「有益性の低いコンテンツ」に変わったため、1回目の不合格理由とその対策はバッチリだったようです。

以下対策を講じて3回目へチャレンジです。

●対策ポイント

  • 記事数の少ないカテゴリの削除して統合
  • YMYLテーマに引っ掛かりそうな投資記事は下書きに変更
  • 記事の意図が簡単にわかるようにメタディスクリプションをすべての記事に記載
  • アフィリエイトリンクをすべて削除

3回目の申請 「有益性の低いコンテンツ」不合格

  • 記事数: 14記事→22記事
  • アドセンスポリシー違反となる内容はなし
  • 合否判定期間 :7日間

YMYL関連記事の削除やサイトのユーザエクスペリエンス向上を図りましたが、結果が不合格でした。

著作権的な問題の可能性を疑い以下の対策を実施して、4回目へチャレンジです。

●対策ポイント

  • コピペ率チェックをすべての記事に対して実施。ただし、類似判定と一致判定ともに問題ないレベルと診断される。
  • コピペ率チェックで、自分のサイト内での類似判定が高いものがあったので、使いまわしの表現を削除。
  • スクラッチを題材にした記事で、スクラッチのキャラクターである「スクラッチキャット」を使った画像を記事で使用していたので、これら画像を削除。
ろぼてく

4回目審査前の対策は最後のチャレンジと思い、かなり入念に実施しました。
不合格理由がわからないまま記事数を増やしていくと対策に膨大な時間がかかってしまうので、ここで合格を決めたい思いでした。

4回目の申請 「有益性の低いコンテンツ」不合格

ろぼてく

さすがにこのときは凹みました・・・。

  • 記事数: 22記事
  • アドセンスポリシー違反となる内容はなし
  • 合否判定期間 :7日間

対策はやり切った感があったため、次の対策には途方が暮れていました。もうアドセンス合格は目標にせず、ひたすらブログ記事を増やしていって、都度アドセンス審査の依頼をすればいいかなと考えていました。

しかし、ある自分のブログにある異変を感じる出来事がありました。

原因 404エラー

結論:審査不合格の原因は大量の404エラーでした。

以下にその解決の流れを説明していきます。

解決の手がかり1 パワーランクチェックでのドメインパワー・エイジの異変

ブログ自体の有益性を向上させていこうと考え、パワーランクチェックツールでドメインパワーを計測してみようと考えました。

ろぼてく

パワーランクチェックツールはWebサイトのドメインパワーを測定できるウェブアプリです。やったことのない人はぜひ試してみてください。
自分のブログ以外も計測できるので参考にしてみてください。

そこである異変に気付きます。

本ブログは当時で開設して2か月という状況でしたが、ドメイン年齢が3年9カ月になっていました。

そして、このパワーランクチェックツールの中にリンクで存在する「Wayback Machine」では、過去のWebサイトの情報をアーカイブしてくれているので、確認してみました。

そして、私の取得したドメインでまったく知らないWebサイトが表示されたのです!

ろぼてく

ここから言えることは、私が取得したドメインがまさかの過去に存在していて放棄されたドメインだったということです!
こんな偶然があるのはとてもビックリしました。

解決の手がかり2 審査直後の404へのアクセス

もう一つおかしいと感じた点は、Googleアドセンスに審査依頼すると、毎回404へのアクセスが急増する点でした。このように1ユーザーが404エラーを狙ってアクセスするような動きを見せます。

404エラーとは、指定したURLは今現在存在しないページであることを意味するエラーです。

インデックス登録してURL登録だけして削除したページを生成した記憶がないため、おかしいと感じていましたが、念のためGoogleサーチコンソールで、「見つかりませんでした(404)」ページの存在を調べてみました。

すると、このように大量の404ページが発覚しました。

ろぼてく

これは、以前のサイトで作成されたページがGoogleのインデックスに登録されているということでした。
さらにアドセンス審査では毎回404エラーを見ているようなアクセスが見られたので、Googleはこの404エラーが大量にあることを「有用性が低い」と見なしていたと思われます!

対策 削除申請とリダイレクト設定

原因の推測ができたので、あとは対策あるのみです。

今回この404エラーに対しては、以下の対策を実施しました。

●対策ポイント

  • Googleサーチコンソールで404エラーが発生しているURLの削除申請
  • 404エラーが発生しているURLをリダイレクトでブログトップページに飛ばす
ろぼてく

また、このとき原因の切り分けをするために、以下を実施しました。
・アフィリエイトリンクを元のように張り付ける。
・投資関連記事(YMYL関連)を公開に戻す。
これで合格すれば、上記2点は不合格には関係がなかったことがわかります。

結果 合格!

そして10日間の審査期間を経て、見事アドセンス合格を勝ち取りました!

従って、最初に紹介した6つのコツを実施していても合格とならない方は、一度自分のブログに404エラーとなっているページがないかGoogleサーチコンソールを使って確認することをおススメします!

ろぼてく

404エラーは、今回以外のケースでも発生する可能性があります。一度インデックス登録したけど削除したページ等がそうなります。

さいごに 諦めずに対策して挑みましょう!

Googleアドセンスは不合格となっても明確な不合格理由が開示されないことが多いです。

ですが、今回私が紹介した合格のコツと体験記を元に、対策を粘り強く行ってぜひ合格を勝ち取ってください!

もし不明点があれば、お問い合わせフォームで連絡ください。ブログ診断させて頂いて何かアドバイスができるかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役エンジニア 歴12年。
仕事でプログラミングをやっています。
長女がスクラッチ(学習用プログラミング)にハマったのをきっかけに、スクラッチを一緒に学習開始。
このサイトではスクラッチ/プログラミング学習、エンジニアの生態、エンジニアによる生活改善について全力で解説していきます!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次