CIOはどこの国のメーカー?充電器の評判・品質をガジェット好きが徹底レビュー【体験談あり】

「このCIOっていう充電器、めちゃくちゃ小さくてカッコいいけど、どこの国のメーカーなんだろう?」「Anker(アンカー)じゃないけど、品質は大丈夫?」

最近、ガジェット好きの間で急速に知名度を上げているCIO(シーアイオー)。Amazonや家電量販店で充電器やモバイルバッテリーを探していると、必ずと言っていいほど目にするようになりました。しかし、そのスタイリッシュなデザインと「CIO」という名前から、海外のメーカーだと思っている方も多いのではないでしょうか。

こんにちは、ガジェットレビューブログを運営している僕です。僕も最初はCIOを海外の新興ブランドだと思っていました。しかし、調べていくうちに、その正体と魅力にどっぷりハマってしまった一人です。

この記事では、ガジェット好きの僕が、CIOは一体どこの国のメーカーなのかという疑問に答えるだけでなく、実際に製品を使い込んだ体験談を交えながら、その品質、評判、そして「本当に買うべきなのか?」という核心に迫ります。

この記事を読み終える頃には、あなたがCIOの製品を選ぶべきかどうかが、明確になっているはずです。

この記事を書いた人
  • 電機メーカー勤務
  • エンジニア歴10年以上
  • 品質担当経験あり
ろぼてく

結論:CIOはどこの国のメーカー?答えは「日本・大阪」です!

引用:株式会社CIO

早速、核心からお伝えします。CIOは、日本のメーカーです 。  

正式名称は「株式会社CIO」で、本社は大阪府守口市にあります 。2017年に設立された、比較的新しい会社ですが、その勢いはすさまじく、スマホアクセサリー業界で今最も注目されている企業の一つと言っても過言ではありません 。  

「CIO」という名前は「Connect International One」の略です 。その近代的な響きから海外企業と間違われやすいのですが、れっきとした日本の、しかも「ものづくりの街」大阪から生まれたブランドなのです 。  

ちなみに、世の中には「CIO」という略称を持つ組織(例えば、Chief Information Officerや、米国の医療情報企業Ciox Healthなど)が他にも存在しますが、この記事で扱うのは、私たちのスマートフォンライフを支えるガジェットメーカーの「株式会社CIO」です 。この点を押さえておけば、もう混乱することはないでしょう。  

結論から言うと、CIOの製品は「買い」なのか?

次に、皆さんが最も知りたいであろう結論です。「CIOの製品は、結局のところ『買い』なの?」

僕の答えは、**「特定の価値を求める人にとっては、間違いなく『買い』」**です。

では、その「特定の人」とは誰でしょうか。僕の分析では、CIO製品は特に以下のような方に強くおすすめできます。

  1. デザイン性を重視する人:ガジェットも持ち物の一部として、見た目にこだわりたい。特にApple製品のようなミニマルなデザインと調和する製品を探している 。  
  2. 先進性を求める人:常に最新の技術に触れていたい。高出力なGaN技術や、複数デバイスへの最適な電力配分といった賢い機能に魅力を感じる 。  
  3. 携帯性を最優先する人:カバンの中は常に軽く、コンパクトにしたい。同じ性能なら、1グラムでも軽く、1ミリでも小さい製品を選びたい 。  

もしあなたがこのいずれかに当てはまるなら、CIOはきっと素晴らしい選択肢になるでしょう。

ただし、手放しで「誰にでもおすすめ!」と言えないのも事実です。CIOの製品を選ぶ上では、その革新性とデザイン性の裏にある「品質とコストのバランス」について、少しだけ知っておくべきことがあります。この点については、後ほど詳しく、正直にお話ししますね。

なぜCIOはガジェット好きの心を掴むのか?製品の魅力と僕の体験談

僕が初めてCIOの製品を意識したのは、ある日、カフェで隣の席の人が取り出した「NovaPort」という充電器でした。当時、僕のガジェットポーチにはAnker製の丸みを帯びた実用的な充電器が入っていましたが、彼が持っていたCIOのそれは、まるでミニチュアの建築物のようにシャープで、角の立ったデザインでした。表面には独特の質感が施され、明らかに「ただの充電器」ではないオーラを放っていたのです 。  

その出会いをきっかけにCIOの世界に足を踏み入れた僕が、なぜこれほどまでに多くのガジェット好きがCIOに魅了されるのか、その理由を3つの強みから解説します。

強み1:最新テクノロジーを標準装備する「先進性」

CIOの最大の魅力は、最新技術を惜しみなく製品に投入する姿勢です。

  • GaN(窒化ガリウム)技術:CIOは、次世代の半導体素材であるGaNを積極的に採用しています 。これを簡単に言うと、「従来のシリコン製充電器よりも、はるかに小さく、軽く、そして高効率(発熱が少ない)な充電器を作れる魔法の技術」です。CIOの製品が驚くほどコンパクトでありながらパワフルなのは、このGaN技術が根幹にあるからです 。  
  • 独自のインテリジェント技術:CIOはただGaNを採用するだけでなく、そこに独自の付加価値を加えています。その代表格が**「NovaIntelligence」です 。これは、複数のデバイスを同時に充電する際に、それぞれの機器に最適な電力を自動で振り分けてくれる「賢い」機能。ユーザーは「どのポートに挿せばいいんだろう?」と悩む必要がありません。また、GaNチップを2つ搭載して効率と安定性をさらに高める   「NovaEngine」**といった技術も開発しており、常にユーザー体験の向上を目指しています 。  

強み2:「機能美」を追求したデザイン哲学

CIOの製品は、ただ高性能なだけではありません。所有する喜びを満たしてくれる、卓越したデザイン性を備えています。

  • ミニマルでプレミアムな質感:多くの製品に共通するのが、角がシャープなスクエア形状と、一眼レフカメラのボディを思わせるザラザラとした**「シボ加工」**です 。この加工により、指紋が付きにくく、傷にも強くなり、見た目にも高級感が生まれます。Ankerの丸みを帯びたデザインとは対照的で、よりソリッドでモダンな印象を与えます 。  
  • 遊び心が生む「わくわく」:僕が最も感動したのが、CIOの細部へのこだわりです。多くの製品で、USBポートの内部がブランドカラーである**「CIO PURPLE」**で彩られています 。これは「黎明の遠い青色と接近する太陽の赤が混じり合う紫」をイメージし、「未来に対するわくわくを表現」しているそうです 。普段は見えない部分にまでブランドの哲学を込める。この姿勢こそが、単なる道具を愛着の湧く「ガジェット」へと昇華させているのです。  

強み3:ユーザーと共創する製品開発

CIOのユニークな点は、クラウドファンディングを巧みに活用した製品開発プロセスにあります。

  • クラウドファンディングは「研究開発」の場:CIOにとって、Makuakeなどのプラットフォームは、単なる資金調達の手段ではありません。それは、製品開発の最前線であり、ユーザーとの対話の場なのです 。  

この手法には、いくつかの大きな利点があります。まず、量産前に市場の反応を確かめられるため、「こんなニッチな製品、売れるだろうか?」というような挑戦的なアイデアを形にしやすくなります 。次に、支援者からのフィードバックを直接受けることで、製品をよりユーザーのニーズに合ったものへと磨き上げることができます 。そして何より、製品が生まれるまでのストーリーを共有することで、ユーザーとの間に強い絆とコミュニティを築き上げているのです 。  

これら3つの要素が組み合わさることで、CIOの成功のサイクルが生まれています。日本の優れたデザイン感性で企画され、最新技術でそれを可能にし、クラウドファンディングでユーザーと共に磨き上げ、工場を持たない「ファブレス」という身軽な経営でコストを抑える。この現代的なものづくりの手法が、CIOを唯一無二の存在にしているのです。

CIOの「ものづくり」の舞台裏:日本での設計、世界での生産

では、具体的にCIOの製品はどこで、どのように作られているのでしょうか。この「ものづくり」のプロセスを理解することが、ブランドの信頼性を測る上で非常に重要です。

設計・企画:メイド・イン・ジャパンの頭脳

まず強調したいのは、製品の心臓部である企画、開発、そしてデザインは、すべて大阪の本社で行われているという点です 。CIOはもともと海外製品の輸入販売からスタートしましたが、品質管理の難しさなどを痛感し、自分たちで理想の製品を作るために100%自社企画のメーカーへと転身した経緯があります 。ユーザーの声をダイレクトに反映した革新的な製品の数々は、この大阪の「頭脳」から生まれているのです。  

日本設計であれば、品質基準も日本品質ですね!

生産:グローバルなサプライチェーンの活用(ファブレス経営)

一方で、CIOは自社で工場を保有していません。これは「ファブレス」と呼ばれる経営形態で、日本で設計した製品を、中国などの提携工場に製造委託しています 。製品のパッケージに「Made in China」と記載があるのはこのためです 。  

ここで重要なのは、これをネガティブに捉えないことです。実はこのファブレスという手法は、Appleや、競合であるAnker(Ankerは中国企業ですが)をはじめ、現代の多くの巨大テック企業が採用する世界標準のビジネスモデルなのです 。専門性の高い世界中の工場と連携することで、開発スピードを上げ、コストを抑えながら高品質な製品を生み出すことができます。  

CIOは中国に支社を設立するなど、グローバルな生産体制を強化しており 、その社名「Connect International One」が示す通り、国境を越えた連携で製品づくりを行っているのです。  

工場が海外であったとしても、そこの検査仕様は日本側で作成することが多いです。

設計はどこで行っているか?

前述の通り、CIOの製品の根幹をなす設計(デザイン)は、一貫して日本の大阪本社で行われています 。  

これは単なる事実以上の意味を持ちます。CIOがなぜユーザーの心を掴むのか、その答えはここにあります。海外製品の卸売をしていた時代、代表の中橋氏は品質を自分たちでコントロールできないもどかしさを感じていました 。この経験が、「自分たちの責任で品質を担保し、ユーザーにワクワクする製品を届けたい」という強い思いにつながり、100%自社企画・開発へと舵を切る原動力となったのです 。  

ミニマルながらも細部にこだわったデザイン、ユーザーの「あったらいいな」を形にする機能性。これらはすべて、日本のユーザーの感性やニーズを深く理解している大阪の企画・開発チームから生まれています。

品質と安全性は?保証、発熱、リコール情報を正直にレビュー

充電器やバッテリーは、私たちの生活に欠かせない便利な道具であると同時に、電気を扱う製品である以上、その品質と安全性は何よりも優先されなければなりません。ここでは、CIO製品の安全性について、良い点も悪い点も包み隠さず、徹底的にレビューします。

公式な安全対策と認証

  • PSEマーク:まず基本として、日本国内で販売されるCIOの製品は、電気用品安全法が定める基準をクリアした証である**「PSEマーク」を必ず取得しています** 。これは、法律で定められた最低限の安全基準を満たしていることを意味します 。  
  • 独自安全機能「NovaSafety」:さらにCIOは、独自の安全機能**「NovaSafety」**を多くの製品に搭載しています 。これは、充電器内部の温度を常に監視し、万が一異常な発熱を検知した際には自動で出力を調整するというもの。法律の基準を満たすだけでなく、メーカーとしてより高いレベルの安全性を追求する姿勢の表れと言えるでしょう。  

手厚い保証とサポート体制という「セーフティネット」

CIOを語る上で欠かせないのが、その手厚い保証制度です。通常でも1年間の製品保証が付いていますが、公式サイトで製品登録をするだけで、保証期間が最大2年間に延長されます 。  

これは、製品に対する自信の表れであると同時に、ユーザーにとって絶大な安心感につながります。万が一、製品に不具合が発生しても、国内の企業なので日本語でスムーズに問い合わせができ、そのサポート対応の迅速さ、丁寧さは多くのユーザーから高く評価されています 。  

避けては通れない「2025年のリコール問題」

信頼性を語る上で、過去の失敗から目を背けるわけにはいきません。2025年1月、CIOはモバイルバッテリー「SMARTCOBY Ex01 SLIM」の一部ロットにおいて発火の恐れがあるとして、自主回収(回収・返金)を発表しました 。  

  • 何が起きたか:特定の期間に製造された製品で、発火に至る事象が国内で発生しました 。  
  • 原因は何か:調査の結果、原因は部品供給元(サプライヤー)が製造したバッテリーセル内部の不備であることが判明しました。具体的には、セルの電極に塗布する材料(スラリー)の製造工程に問題があり、内部でショートが起きやすい状態になっていたとのことです 。  
  • CIOの対応:原因が判明すると、CIOは直ちに当該製品の出荷・販売を停止し、対象製品の全数自主回収と返金を決定するという、迅速かつ誠実な対応を取りました 。  

この一件は、ファブレスメーカーが抱えるサプライチェーン上のリスクを浮き彫りにしました。しかし同時に、問題が発生した際に情報を隠さず、迅速にユーザー保護のために動いた企業の姿勢は、評価されるべき点だと僕は考えます。この透明性こそが、長期的な信頼につながるのです。

「充電器が熱い」問題の真相

口コミを見ていると、「CIOの充電器は熱くなる」という声を時々見かけます 。これは事実なのでしょうか?  

結論から言うと、**「高出力・小型の充電器はある程度熱くなるのが普通」**です。物理法則として、高い電力(W)を小さな体積の回路で変換すれば、必ず熱が発生します。CIOの最大の売りは「小型・高出力」ですから、発熱しやすいのはある意味で宿命とも言えます。

ある技術系YouTuberの分解レビューでは、高負荷時に表面温度が83℃に達したという報告もありますが、これは高効率で電力を変換している裏返しでもあります 。実際、競合のAnkerやUGREENの同クラス製品と比較しても、発熱レベルに大きな差はないという検証結果も出ています 。  

面白いことに、実は**「大は小を兼ねる」**が発熱対策にもなります。例えば、最大27Wで充電されるiPhoneを充電する場合、30Wの充電器だとほぼフルパワーで動作するため熱くなりますが、65Wの充電器を使えば半分以下の力で済むため、発熱はかなり抑えられます 。  

CIOの魅力である「最先端の小型・高出力」と、それに伴う「品質・発熱のリスク」。この二つは表裏一体の関係にあります。そして、そのリスクをカバーするために存在するのが、前述した「手厚い2年保証と迅速な国内サポート」なのです。つまり、CIOの提供価値は「最先端のデザインと機能を、万が一の時も安心な日本のサポート付きで手に入れられる」ということ。この構造を理解することが、CIOと賢く付き合うための鍵となります。

このメーカーの製品は買っても大丈夫?評判は?

ここでは、SNSやECサイトのレビュー、各種メディアの製品テストなど、ネット上の膨大な情報から見えてきた「ユーザーのリアルな声」を、良い点・悪い点に分けてご紹介します。

良い口コミ

  • デザインとコストパフォーマンスへの絶賛 「Ankerもいいけど、デザインはCIOが圧倒的に好き」「この性能とデザインでこの価格は安すぎる」といった声が非常に多いです 。特に、ミニマルでスタイリッシュな外観は、多くのユーザーの満足度を高める大きな要因となっています 。  
  • かゆいところに手が届く革新的な機能 バッテリー残量が1%単位でわかるデジタル表示は、「安心感が違う」と大好評 。また、ケーブルが内蔵されていたり、断線時に交換できたりするモデルもあり、ユーザー目線の細やかな配慮が評価されています 。コンセントプラグ一体型の「SMARTCOBY Pro PLUG」のような、1台で何役もこなす製品も人気です 。  
  • 「神対応」と評される顧客サポート 「故障したけど、連絡したらすぐに新品を送ってくれた」「対応が丁寧で感動した」など、万が一のトラブルに見舞われたユーザーからの、サポート体制への感謝の声が目立ちます 。これは、国産メーカーならではの大きな強みです。  
  • スペック通りの高いパフォーマンス 製品テストでは、公称値通りの、あるいはそれを上回る出力が確認されることが多く、性能面での信頼性は高いと言えます 。  

悪い口コミ

  • 耐久性への懸念と故障報告 最も多く見られるネガティブな意見が、「突然充電できなくなった」「1年足らずで壊れた」といった耐久性に関するものです 。一部では、「日本企業というブランドイメージと、実際の中国製造の品質にギャップがあるのでは?」という厳しい指摘もあります 。  
  • やはり気になる「発熱」 前述の通り、特に高出力モデルでの発熱を気にする声は少なくありません 。触れないほどではないものの、不安に感じるユーザーがいるのは事実です。  
  • 製品ごとの細かな弱点 製品によっては、「公称容量に対して、実際に充電できる量が少ない(変換ロスが大きい)」 、「バッテリー残量を示すLEDランプが分かりにくい、または眩しすぎる」 、「OSのアップデートでApple Watchが充電できなくなったことがある」 といった、特定のモデルに起因する問題も報告されています。  
  • 配送スピード 楽天市場などの公式ストアでは、Amazonに比べて発送が遅い場合がある、というレビューも見受けられました 。  

これらの口コミを総合すると、「デザインや機能は最高だが、時々『当たり外れ』がある。しかし、万が一『外れ』を引いても、サポートがしっかりしているので最終的には満足できる」というのが、CIOの評判の実態と言えそうです。

【ガジェットブロガーが厳選】用途別!CIOのおすすめ充電器&バッテリー3選

急速にラインナップを拡大しているCIO。どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。そこで、僕が実際に使ったり、徹底的にリサーチしたりした中で、「これは!」と自信を持っておすすめできる製品を、用途別に3つ厳選しました。

1. パワーユーザー向け:NovaPort TRIO 140W

こんな人におすすめ:

  • ノートPC(MacBook Proなど)とスマホ、タブレットを常に持ち歩くビジネスマンやクリエイター
  • 出張や旅行が多く、荷物を一つでも減らしたい人
  • 複数のガジェットを同時に急速充電したい人

僕の体験談: これは、僕の出張の概念を変えた「革命的な充電器」です。以前はMacBook Pro用、iPad用、iPhone用と3つの充電器を持ち歩いていましたが、今ではこれ1台で済みます。ホテルの限られたコンセントでも、これ一つあれば全てのデバイスを同時に、しかも最速で充電できる。単ポートで最大140Wという出力は、M2 MacBook Proですら余裕でフルスピード充電可能です 。さらに、賢い「NovaIntelligence」機能のおかげで、どのポートに何を挿しても最適な電力に自動調整してくれるため、何も考える必要がありません 。まさに「旅するオフィスの電源ハブ」です。  

スクロールできます
機能CIO NovaPort TRIO 140WAnker 737 Charger (GaNPrime 150W)Apple 140W USB-C電源アダプタ
価格(参考)¥12,980  約 ¥12,990¥13,800
最大出力140W  150W140W
ポート数USB-C × 3  USB-C × 2, USB-A × 1USB-C × 1
サイズ(約)63×69×29.5mm  61×69×31mm96×96×28mm (大きい)
重量(約)227g  232g298g (重い)
特徴NovaIntelligence, コンパクトな3ポート構成動的電力分配Apple純正の信頼性

2. 普段使いの決定版:SMARTCOBY Pro 30W (10000mAh)

こんな人におすすめ:

  • 毎日モバイルバッテリーを持ち歩く学生や通勤・通学する人
  • スマホの充電が1日持たないが、重いバッテリーは持ちたくない人
  • たまにノートPC(MacBook Airなど)も充電したい人

僕の体験談: もしCIOの製品の中から一つだけ選べと言われたら、僕は迷わずこれを選びます。まさに「スイートスポット」を突いた逸品。10000mAhという容量は、iPhoneなら2回以上フル充電できる十分な安心感 。それでいて、クレジットカードとほぼ同じサイズ、驚くほどの軽さを実現しています 。そして何より、最大30Wという出力が素晴らしい。スマホを急速充電できるのはもちろん、いざという時にはMacBook Airの延命も可能です 。僕の普段使いのバックパックには、常にお守りのようにこれが入っています。残量が数字でわかるデジタル表示も、地味ですが本当に便利です 。  

3. ミニマリスト向け:NovaPort SLIM 65W

こんな人におすすめ:

  • とにかく荷物を薄く、軽くしたいミニマリスト
  • ノートPC用の充電器のかさばりに悩んでいる人
  • 家具の裏など、狭い場所のコンセントを有効活用したい人

僕の体験談: この製品の価値は、その圧倒的な「薄さ」にあります。厚さわずか14mm 。一般的なブロック型の充電器と違い、PCケースのポケットや、カバンの隙間にスッと滑り込ませることができます。僕も自宅のデスク裏の狭い電源タップで愛用していますが、他の大きなACアダプタと干渉せずに使えるのが本当に快適です 。65Wの出力があるので、MacBook Airや多くの薄型ノートPCをこれ1台で充電でき、2ポート搭載なのでスマホとの同時充電も可能。見た目のスマートさと実用性を両立した、CIOらしい製品です。  

まとめ:CIOはあなたのためのメーカーか?

さて、長い旅にお付き合いいただきありがとうございました。最後に、これまでの情報を整理し、CIOがあなたにとって最適な選択肢なのか、最終的な結論を述べたいと思います。

CIO:

  • 国籍日本・大阪発のガジェットメーカー 。  
  • 生産体制:企画・設計は日本、製造は中国の提携工場で行うファブレス経営 。  
  • 強み革新的な技術(GaN, NovaIntelligence)、卓越したデザイン、そしてクラウドファンディングを活用したユーザー中心の開発 。  
  • 性能:小型・軽量でありながら、パワフルな充電性能を誇る 。  
  • 課題:一部製品に見られる耐久性のばらつきや発熱。しかし、これらは手厚い2年間の延長保証と、迅速な国内カスタマーサポートによって強力にカバーされている 。  

これを踏まえた上で、僕の最終的な見解はこうです。

CIOは、以下のようなあなたに最適なメーカーです。

テクノロジーに情熱を注ぎ、持ち物のデザインにもこだわるガジェット愛好家、クリエイター、学生、そして全ての現代人へ。CIOは、単なる性能以上の「所有する喜び」と「使う楽しさ」を提供してくれます。最先端の機能と美しさを、信頼できる日本の保証と共に手に入れたいと考えるなら、CIOは最高のパートナーになるでしょう。

一方で、Ankerなどの代替案を検討した方が良いかもしれません。

もしあなたの最優先事項が、デザインや最新機能よりも「長年の実績に裏打ちされた絶対的な信頼性」であるならば、よりコンサバティブな選択肢も視野に入れる価値はあります。

CIOは、ただのガジェットメーカーではありません。それは、私たちのデジタルライフをよりスマートで、より「わくわく」するものに変えてくれる、日本の挑戦者です。あなたのガジェットポーチに、一つ加えてみませんか?

この記事が、あなたの最高のガジェット選びの一助となれば幸いです。ぜひ、あなたのCIO体験もコメントで教えてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役エンジニア 歴12年。
仕事でプログラミングをやっています。
長女がスクラッチ(学習用プログラミング)にハマったのをきっかけに、スクラッチを一緒に学習開始。
このサイトではスクラッチ/プログラミング学習、エンジニアの生態、エンジニアによる生活改善について全力で解説していきます!

コメント

コメントする

CAPTCHA