仕様を決めよう
今回も、車が大好きなムスコ(4歳)の強〜い希望で、車のゲームをつくります。
今回は、3つのステージに分かれたゲームにします。
まず第1ステージで、車の色を決めます。
第2ステージでは、第1ステージで選んだ車を運転するゲームをします。
そして第2ステージのゲームをクリアしたときのみ、第3ステージへ進める、という仕様にします。
第1ステージをつくろう
背景画像を設定する
第1ステージでは、車の色を決めるため、このような画像をステージの背景画像に設定します。
車のスプライトを作る
車のスプライトを作ります。
6色の車の画像を、それぞれコスチュームとして登録します。
コスチューム名は、それぞれ 1、2、3、4、5、6 と半角数字で名前をつけておきます。
スクリプトを書く
コスチューム1からコスチューム6までの画像を、下記のように並べたいと思います。
それぞれの画像の座標は、以下のようにします。
スプライトの実体は隠して、クローンを表示するようにします。
x座標-155、y座標-8の位置にコスチューム1のクローンを表示し、x座標を157移動してコスチューム2のクローンを表示し、さらにx座標を157移動してコスチューム3のクローンを表示します。
そこまでいったら、今度は x座標-155、y座標-115の位置にコスチューム4のクローンを表示し、x座標を157移動してコスチューム5のクローンを表示し、さらにx座標を157移動してコスチューム6のクローンを表示します。
これで、車の画像が6つ、クローンで表示されました。
マウスポインタに反応させる
マウスでどの画像を選んでいるか分かりやすいように、マウスポインタが画像に触れたら、画像を斜めに傾けるようにします。
先ほど書いたスクリプトの「クローンされたとき」「表示する」の下に、「ずっと」「もしマウスのポインターに触れたなら」「75度に向ける」「でなければ」「90度に向ける」を追加します。
マウスポインタが触れている画像だけが、斜めに傾くようになりました。
どの画像を選んだか記憶する
マウスでどの画像をクリックしたかを記憶して、次のステージ2に反映させるため、変数を作って、そこに選ばれたコスチューム番号を格納するようにします。
変数を作る
「車のコスチューム番号」という変数をつくります。
「車のコスチューム番号」変数は0にして初期化しておきます。
「もしマウスが押されたなら」「車のコスチューム番号を [コスチューム#] にする」を追加して、「車のコスチューム番号」変数に、マウスが押されたクローンのコスチューム番号を格納します。
また、車が選択されたら、もう画像を斜めにする動きはさせたくないので、今まで「ずっと」で囲んでいた部分を「 [車のコスチューム番号>0] まで繰り返す」に変更します。
ステージ2へ移動する準備をする
車が選ばれたときに、「OK!」と1秒言ってから、ステージ2へ行くようにします。
「OK!」と言っている1秒間待ってから、「ステージ2へ」というメッセージを送って、ステージ1を終了するためにクローンをすべて削除します。
さて次回は、この「ステージ2へ」を受け取ってからのスクリプトを作っていきます。
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