はじめに:スクラッチの”青い監獄”で、キミだけのエゴを見つけよう!

こんにちは!エンジニアで二児の父、ブログ「親子プログラミング」の運営者「ろぼてく」です。
『ブルーロック』、面白いですよね!うちの子どもたちも、潔くんや凪くんのスーパープレーに目をキラキラさせながら夢中になっています。「あんな風にダイレクトシュートが撃てたらな〜」なんて言いながら、毎日サッカーボールを追いかけています。
アニメや漫画を見るのはもちろん最高に楽しいですが、もし、あの『ブルーロック』の世界を自分でゲームとして作れたら、もっと面白くないですか?自分だけの最強チームを作ったり、好きなキャラクターで神業を再現したり…。考えただけでワクワクしますよね!
そんな夢を叶えてくれるのが、今回紹介する**「Scratch(スクラッチ)」**です。Scratchは、まるでレゴブロックを組み合わせるみたいに、カラフルなブロックを並べるだけで、本格的なゲームやアニメーションが作れてしまう魔法のようなツールなんです。世界中の子どもたちがプログラミングを学ぶために使っていて、もちろん無料で始められます。
そこで今回は、エンジニアで二児の父である僕「ろぼてく」が、世界中の人たちがScratchで作った『ブルーロック』のゲームの中から、特に**「これは面白い!」「プログラミングの勉強になる!」**と感じたTOP5を厳選して、ランキング形式で紹介します!
『ブルーロック』のテーマは、自分だけの武器を磨き上げ、世界一のストライカーを目指す**「エゴ」**ですよね。実は、プログラミングもそれとまったく同じ。自分だけのアイデアという「エゴ」を形にして、世界に一つだけの作品を創り出すところが一番の醍醐味なんです。
この記事を読めば、親子で一緒に遊べる面白いゲームが見つかるだけでなく、「この動きって、こんなプログラムで出来ているんだ!」という発見がたくさんあるはず。さあ、スクラッチという名の”青い監獄”で、キミだけの最強の「エゴ」を見つけにいきましょう!
- 現役エンジニア
- スクラッチ歴4年
- 二児パパ

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発表!スクラッチ『ブルーロック』面白さランキングTOP5
それでは、さっそくランキングの発表です!子どもから大人まで楽しめるように、面白さを一番の基準に選びました。今回は第5位からカウントダウン形式で紹介していきます!
【第5位】 Blue Lock Suika Game
- 制作者: BachiraLindo123 さん
- プロジェクトへのリンク: https://scratch.mit.edu/projects/995473964
どんなゲーム?
社会現象にもなった、あの大人気パズルゲーム『スイカゲーム』が、なんと『ブルーロック』バージョンになって登場です!ルールはとてもシンプル。空から落ちてくる潔くんや蜂楽くんといったキャラクターたちの顔が描かれたボールを、同じキャラクター同士でくっつけて、どんどん大きなキャラクターに進化させていくゲームです。
潔から蜂楽へ、蜂楽から國神へ…と、おなじみのキャラクターたちが順番に進化していく様子は、ファンならずとも見ていて楽しいですよ。箱がいっぱいになるまでに、どこまで大きなキャラクターを作れるか、ついつい夢中になって何度も挑戦してしまいます!
ろぼてくポイント
このゲームが素晴らしいのは、難しいアクション操作が一切ないという点です。操作はマウスでボールを落とす場所を決めるだけ。だから、パソコンのキーボード操作にまだ慣れていない小さな子どもでも、すぐにルールを覚えて楽しむことができます。親子で「次はここかな?」「あ、くっついた!」なんて会話しながら遊ぶのにピッタリですね。
そして何より、自分の好きなキャラクターたちを自分の手で「進化」させていくというアイデアが秀逸です。「次はどのキャラクターになるんだろう?」というワクワク感が、プレイヤーを飽きさせません。シンプルなルールの中に、ファン心理をくすぐる工夫が光る作品です。
総合評価
| 評価項目 | レーティング |
| 面白さ | ★★★☆☆ |
| 完成度 | ★★★★☆ |
| 再現度 | ★★☆☆☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★☆ |
| 総合おススメ度 | ★★★☆☆ |
このゲームから学べるプログラミング術
このゲームのプログラミングの核心は、**「もし、〇〇に触れたら」**という条件分岐のブロックです。
具体的には、「もし、同じ種類のキャラクターのスプライト(ボールのこと)に触れたら、自分と相手を消して、一つ大きなキャラクターのスプライトをその場所に登場させる」という命令が組まれています。この「衝突判定(しょうとつはんてい)」は、あらゆるゲーム作りの基本となる重要なテクニックです。
また、ボールが自然に下に落ちていく「重力」の表現も、実は「y座標(上下の位置)の値を少しずつマイナスしていく」という簡単なプログラムで実現されています。このゲームの中身を見ることで、パズルゲーム作りの第一歩となる素晴らしいヒントをたくさん得ることができますよ。
【第4位】 Lapis Latch full game
- 制作者: Elmocookiebird1 さん
- プロジェクトへのリンク: https://scratch.mit.edu/projects/1182026470
どんなゲーム?
こちらは、キャラクターを操作してステージを進んでいく、横スクロールのアクションゲームです!プレイヤーは『ブルーロック』に登場する雪宮剣優や士道龍聖といった個性的なキャラクターになりきって、次々と現れる敵を倒しながらゴールを目指します。
このゲームの一番の魅力は、キャラクターごとに全く違う必殺技が用意されていること。例えば、雪宮なら原作さながらの「ジャイロシュート」を、士道ならド派手な「ビッグバン・ドライブ」を彷彿とさせる技を繰り出すことができます。キャラクターを切り替えながら、それぞれの能力を活かしてステージを攻略していくのがとても面白いです。
ろぼてくポイント
このゲームの本当にすごいところは、キャラクターの「個性」や「武器」を、プログラミングで見事に表現しようと挑戦している点です。単なるサッカーゲームではなく、キャラクターたちの必殺技をアクションゲームの「スキル」として落とし込んでいる発想が非常にユニーク。
原作ファンなら、「そうそう、このキャラはこの技だよね!」と思わずニヤリとしてしまうこと間違いなしです。キャラクターの絵だけでなく、その能力まで再現することで、プレイヤーはより深く『ブルーロック』の世界に没入できます。制作者のキャラクターへの深い愛情が感じられる、何度も遊びたくなる工夫が詰まった作品です。
総合評価
| 評価項目 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★☆ |
| 完成度 | ★★★☆☆ |
| 再現度 | ★★★★☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★☆ |
| 総合おススメ度 | ★★★★☆ |
このゲームから学べるプログラミング術
「キャラクターの切り替え」や「それぞれの必殺技」は、一体どうやって作られているのでしょうか?その鍵を握るのが**「変数(へんすう)」と「もし〜なら」**ブロックの組み合わせです。
まず、「character」という名前の変数を用意します。そして、「もし、characterという変数の値が”雪宮”なら、Zキーが押されたときにジャイロシュートのプログラムを動かす」「もし、変数の値が”士道”なら、Zキーで別の必殺技を出す」といった具合に、条件によって動きを変えるプログラムを組んでいるのです。
このゲームを分析すれば、複数のキャラクターや状態を管理する方法や、背景を動かしてキャラクターが前に進んでいるように見せる「横スクロール」の基本的なテクニックを学ぶための、最高の教材になります。
【第3位】 Blue Lock 2D ( PXG )
- 制作者: ScarletSpade さん
- プロジェクトへのリンク: https://scratch.mit.edu/projects/971192221
どんなゲーム?
いよいよ本格的なサッカーゲームの登場です!このゲームは、2Dで描かれたフィールドで、ドリブル、パス、シュートといった基本的なアクションを駆使して相手チームと戦う、王道のサッカースポーツゲームです。
紹介する「PXG」バージョンでは、糸師凛や士道龍聖といった、作中でもトップクラスの実力を持つキャラクターたちが登場します。シンプルなキーボード操作で、キャラクターを自由に動かし、原作さながらの白熱した試合展開を楽しむことができます。CPUの動きも賢く、なかなか手強いですよ!
ろぼてくポイント
このゲームの最大の魅力は、Scratchで作られたとは思えないほど、「サッカーゲームらしさ」の基本がしっかりと作り込まれていることです。特に注目してほしいのが、ボールの物理的な動き。キャラクターがボールに触れると自然にドリブル状態になり、キーを押せばパスやシュートが繰り出され、ボールがキャラクターから離れて飛んでいく。
私たちプレイヤーにとっては当たり前に見えるこの一連の動きも、プログラミングで一から作るのは想像以上に大変な作業です。ボールとプレイヤー、それぞれのスプライトがどういう条件で、どういう関係になるのかを、一つ一つ丁寧にプログラムしていく必要があります。このゲームからは、制作者のサッカーというスポーツへの深い理解と、それを再現しようとする高い技術力がひしひしと伝わってきます。
総合評価
| 評価項目 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★☆ |
| 完成度 | ★★★★☆ |
| 再現度 | ★★★★☆ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★★ |
| 総合おススメ度 | ★★★★☆ |
このゲームから学べるプログラミング術
このゲームには、サッカーゲーム作りのエッセンスがぎっしり詰まっています!プログラミングを学ぶ上で特に参考になるのは、「ボール」と「プレイヤー」という2つのスプライトが、どのように連携しているかという点です。
例えば、「もし、ボールがプレイヤーのスプライトに触れたら、ボールはプレイヤーのスプライトにくっついて一緒に動く(ドリブル状態)」というプログラムが組まれています。そして、シュートキーが押されたら、その「くっついて動く」状態を解除し、ボールが単独でゴールに向かって飛んでいくように命令を切り替えるのです。
さらに、敵キャラクターが自動でボールを追いかけてくる動きは、AI(人工知能)の初歩的な作り方を学ぶのに最適です。中身のプログラムを覗いて、「なぜ敵はボールを追いかけてくるんだろう?」と考えてみれば、きっと大きな発見があるはずです。
【第2位】 (KAISER) Blue Lock Game
- 制作者: Kepllk さん
- プロジェクトへのリンク: https://scratch.mit.edu/projects/1146411543
どんなゲーム?
ランキング第2位は、あの新世代世界11傑の天才ストライカー、ミヒャエル・カイザーを主役にした、爽快シュートアクションゲームです!プレイヤーはマウスカーソルでカイザーを操作し、フィールド上にあるボールをゴールに叩き込みます。
しかし、これはただのシュートゲームではありません。カイザーの代名詞とも言える必殺シュート**「カイザーインパクト」**を、ド派手なエフェクトと共に完璧に再現しています。クリック一つで放たれる、目で追えないほどの超高速シュートは、一度体験したら病みつきになること間違いなしです!
ろぼてくポイント
このゲームの面白さの本質は、「一点突破」の気持ちよさにあります。多くの機能や複雑なルールを盛り込むのではなく、「カイザーインパクトを撃つ」というたった一つの体験に、制作者の情熱と技術が全力で注がれているのです。マウスを動かして、狙いを定めて、クリックで撃つ!この極限までシンプル化された操作が、原作で描かれたカイザーの圧倒的な決定力と爽快感を、プレイヤーにダイレクトに伝えてくれます。
これは、ゲーム作りにおける非常に重要な教訓を示してくれています。時に、「何でもできるようにする」ことよりも、**「一つのことを最高に楽しくする」**ことの方が、プレイヤーの心を掴む良いゲームになるという好例です。このゲームの圧倒的な人気が、その事実を何よりも雄弁に物語っています。
総合評価
| 評価項目 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★★ |
| 完成度 | ★★★★☆ |
| 再現度 | ★★★★★ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★☆☆ |
| 総合おススメ度 | ★★★★★ |
このゲームから学べるプログラミング術
このゲームは、マウスの座標(ざひょう)を使ってスプライトを動かす方法の、最高のお手本と言えるでしょう。「緑の旗が押されたとき」の中に「ずっと」ブロックを置き、その中に「マウスポインターへ行く」ブロックを入れるだけで、カイザーがマウスカーソルにピッタリと吸い付くように動くプログラムが完成します。
そして、あの超高速シュート「カイザーインパクト」は、ボールのスプライトを動かす「〇歩動かす」ブロックの数字を、普段では考えられないくらい大きな数字(例えば50や100)に設定することで表現されています。ボールが飛んでいく軌跡を描く「ペン」機能の使い方や、シュート時の派手なエフェクト(効果)の付け方も、自分のゲームをカッコよく見せる上で非常に参考になりますよ。
【第1位】 Bluelock Rivals: Remastered
- 制作者: 100143031 さん
- プロジェクトへのリンク: https://scratch.mit.edu/projects/1136853553
どんなゲーム?
栄えある面白さランキング第1位に輝いたのは、対戦型サッカーアクションゲームの決定版、『Bluelock Rivals: Remastered』です!このゲームでは、潔世一、凪誠士郎、馬狼照英といった大人気キャラクターたちを操作して、1対1の真剣勝負を繰り広げることができます。
特筆すべきは、キャラクターごとにスピードやシュート力といったステータス(能力値)や、固有のスキルが細かく設定されている点。これにより、キャラクターの相性や戦術を考えながら戦う、奥深い戦略性が生まれています。そして何より、キーボードを分け合って、友達や家族と二人で対戦プレイができるのが最高にアツいポイントです!
ろぼてくポイント
このゲームが他の追随を許さずNo.1である理由は、単なるファンゲームの域を超えた、「対戦ツール」としての圧倒的な完成度の高さにあります。キャラクターの性能差を考えながら繰り広げられる読み合いの駆け引き、そして隣にいる友達と「うわー!」「やったー!」と声を上げながらワイワイ遊べる2人プレイモード。これらが完璧に融合し、何度でも遊びたくなる驚異的な中毒性を生み出しています。
これはまさに、『ブルーロック』の根幹テーマである**「ライバルと競い合い、喰らい合うことで成長する」**という物語を、ゲームシステムそのもので体現していると言えるでしょう。もはや、これはただのゲームではありません。親子で、友達同士で、最高の時間を共有するための、素晴らしいコミュニケーションツールです!
総合評価
| 評価項目 | レーティング |
| 面白さ | ★★★★★ |
| 完成度 | ★★★★★ |
| 再現度 | ★★★★★ |
| ゲームづくりの勉強になる | ★★★★★ |
| 総合おススメ度 | ★★★★★ |
このゲームから学べるプログラミング術
このゲームは、まさにプログラミングテクニックの宝石箱です!特に、これから対戦ゲームを作ってみたいと考えている子どもたちにとって、最高の教科書となるでしょう。
例えば、2人プレイはどのように実現しているのでしょうか?それは、プレイヤー1は「W, A, S, Dキー」が押されたら動くように、プレイヤー2は「矢印キー」が押されたら動くように、それぞれ別々のキー入力に対応した命令を組んでいるからです。
また、キャラクターごとの能力値(ステータス)やスキルの違いは、おそらく**「リスト」や「変数」**といった機能を巧みに使って管理しているはずです。「もしキャラクターが”凪”なら、スピードの変数を10にする」「もしキャラクターが”馬狼”なら、シュート力の変数を12にする」といった具合です。このゲームの中身をじっくりと分析すれば、本格的な対戦ゲームを作るためのヒントが、数え切れないほど見つかるはずです。
まとめ:さあ、キミも自分だけの最強ストライカー(ゲーム)を生み出そう!

どうでしたか?パズルゲームから本格的な対戦アクションまで、Scratchの世界には『ブルーロック』への愛に溢れた、本当に素晴らしいゲームがたくさんありましたね。どの作品からも、制作者の「このキャラクターが大好きだ!」「原作のあのプレーを自分の手で再現したい!」という、強烈な「エゴ」がビシビシと伝わってきました。
この記事を読んでくれた君にお願いがあります。まずは、今回紹介したゲームで実際に遊んでみてください。そして、もし「面白い!」と感じたら、ぜひプロジェクトページに行って、ハートマークの「好き」や星マークの「お気に入り」を押したり、コメントで「面白かったです!」と感想を伝えてあげてください。自分の作ったもので誰かが喜んでくれること。それが、制作者にとって何よりの励みになり、次の作品を作るための大きなエネルギーになるからです。
そして、もし君の心の中に「自分もこんなゲームを作ってみたい!」という気持ちが少しでも芽生えたなら、それこそが世界一のストライカーになるための「才能の原石」です。Scratchを使えば、特別な知識がなくても、今日から君もゲームクリエイターになることができます。
お父さんやお母さんと「どんなゲームにする?」「このキャラクターの必殺技はどうしようか?」なんて、あれこれ相談しながら、キミだけのオリジナル『ブルーロック』ゲームを作る。これって、作中で語られる最高の**「化学反応」**じゃないかな?
さあ、今すぐScratchの世界に飛び込んで、君だけのエゴを爆発させよう!
おススメのスクラッチ参考書
私も参考にしているスクラッチ参考書を紹介します。どちらもとてもわかりやすいです。
ろぼてく私の場合は、図書館で借りて試し読みして、分かりやすかったものを購入しています。試し読みは必須です。
手元にずっと置いておき、いつでも参照できるようにすることも重要です。
【無料体験】【全国に教室多数】おススメのプログラミング教室
私が最もおススメするプログラミング教室は、「QUREOプログラミング教室」です。
「QUREO」の特徴は、以下にあげる点です。
- 教室型であり、直接先生からプログラミングを学ぶことができる。
- 全国に教室数が多く(全国2500教室)、実績豊富
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- 月謝が比較的安い。



習い事は、「通いやすさ」と「続けやすさ」の2つが重要ですよね。私も「通いやすさ」を重視して「QUREO」を選びました。
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