この記事のポイント
・くだものを進化させる方法がわかります。
はじめに|くたものを進化させたい
このシリーズは、大人気のスイカゲームを作りながらスクラッチプログラミングを学ぶシリーズです。
スイカゲームでは、同じくだものに触れたら次のくだものに進化していきますね。さくらんぼから始まりいちご→・・・と最後にスイカになります。
第5回では同じくだもの同士が触れたら、次のくたものに進化するようにします。
スイカゲームの一番の特徴ですね!
参考記事
前回記事
前回はくだものがころがるようにしました。
スイカゲームを作ろう シリーズ 第1回
スイカゲームを作ろうを始めから始めたい方はこちらからどうぞ
スクラッチの始め方
スクラッチの始め方は以下リンク先でまとめています。初めての方、やり方を忘れてしまった方はぜひここから読んでみてください。
完成作品
今回の完成作品はこのようになります。緑色の旗ボタンを押すとプログラムが始まります。
同じくだもの同士がふれると次のくだものに進化します。
操作方法
- 左右キーでカゴを移動させます。
- スペースキーでくだものを落とします。
完成スクリプト
修正スプライト
<くだもの>
⇩のプログラムを追加しました。もしブロックの条件はかなり長いので、プロジェクトで確認してみてください。
スクラッチプロジェクト
スクラッチプロジェクトは以下です。プログラムや画像の素材は自由に使用してもらってOKです。
作るモノ・コト(仕様)を考える
今回の作りたいモノ・コトは以下のとおりです。これをプログラムできればゴールです。
- 同じくだものに触れたら次のくだものに進化する(変わる)
はじめに作りたいモノをおおざっぱでもいいので、書き出すことがプログラミングで重要です。
いきなりプログラムを組み始めるよりスムーズに進みます。
プログラミング
ここではゲームプログラミングでよく使う「当たり判定」を使っていきます。
スクラッチでは特定のものに触れたことを判断するために、よく「〇色に触れた」ブロックを使います。
同じくだもの同士がふれたら、次のコスチュームにする。
同じくだものどうしが触れたということを判断するために、それぞれのくだものの色をすべて違う色にして、
同じ色がふれた=同じくだものが触れた
というふうに考えます。
なので、まずくだもののコスチュームの色をそれぞれ違う色に設定しましょう。
コスチュームの色が違うとは?
具体的にコスチュームの色が違うということは、色を設定している3つの数字が違っていればOKです。
さくらんぼは真っ赤にしたいので、
色:0
鮮やかさ:100
明るさ:100
にしました。
また、当たり判定をしっかりと行うために、色のグラデーションもなくしましょう。
グラデーションがあると、色と色が触れた、の判断が上手くいかないときがあります。
同じ色が触れたら、コスチュームを変更する。
コスチュームの準備はできたので、実際にくだものを進化させてみましょう。まずはさくらんぼをイチゴにするところだけを作ります。
- もし、さくらんぼの色とさくらんぼの色が触れたら
- つぎのコスチューム(イチゴ)にする
いったん1つの進化だけしてみましょう。後は同じことの繰り返しです。
色の設定は⇩のように行います。
数字を入れるのがメンドウな人は、「スポイト」を使うとラクチンです。
くだものに合わせた大きさにする方法は⇩の記事で詳しく説明しています。
動作確認
ここで一旦動作確認をしてみます。
さくらんぼとさくらんぼが触れてイチゴになったら成功です。
さくらんぼと他のくだものが触れても変化しないことも確認しましょう。
ほかのくだものも進化できるようにする。
さくらんぼがイチゴに進化できることが確認できたら、他のすべてのくだものも進化できるようにしましょう。
すべてのくだものでさきほど同じプログラムをします。
「または」ブロックで条件をドンドン追加していきます。まずは、イチゴの色同士がふれたらを追加します。
さらには「または」ブロックで、今度はぶどうの色同士がふれた場合を追加します。
ドンドン右に長くなっていきますが、気にせず追加しましょう!
動作確認
さいごに動作確認をしてみます。
同じくだものがふれたら進化するようになっていれば成功です!
今回はこれで完了です! お疲れ様です!
さいごに
第5回目は、くだものを進化できるようにしました。
次回予告は下をスクロールしてくださいね⇩⇩⇩
おススメのスクラッチ参考書
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次回
次回は、くだものを進化させたときに、くだものが合体したように見せるために、もう一方のくだものを消す方法を説明します。
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