【Python入門】基礎1 print()関数を使う

この記事のポイント

  • 画面に文字を表示させることができるprint()を使えるようになります。
  • 文字列が使えるようになります。
目次

はじめに

前回までの記事でPyWebを使って、Pythonの世界の第一歩を踏み出されたと思います。

Pythonによっていろいろなことができそうな予感を持たれるているかと思います。

これからの記事では、Pythonの基礎を説明していきます。

まずは、画面に文字を表示させるprint()関数を使っていろいろ試してみます。

前回の記事

前回は、自分のパソコンに作ったプログラムを保存する方法を説明しました。

PyWebは以下リンクから始めることができます。

https://pyweb.ayax.jp/PyWeb.html

print()関数の使い方

いきなりprint()「関数」と言われて、身がまえてしまった人もいるかもしれません。

print()関数は、カンタンに言うと、「画面に値を表示させる”機能”」になります。

これから「関数」と名前のついたものがいくらか出てきますが、それらはすべて「機能」だと思ってもらって大丈夫です。

新しいファイルを作成する

これから学習を進めていく上で、新しくプログラムを書き始めるときには毎回新しいファイルを作る方が、学習の記録が残り、学習内容の復習がしやすくなります。

ろぼてく

いっぱい作ったプログラムが増えると、自分のがんばりも見えてさらにやる気が増しますね!

では新しいファイルを作成してみましょう。

まず「PyWeb」の左の画面で右クリックします。そして、「新規ファイル」をクリックしてください。

するとファイル名を入力するページが表れるので、好きなファイル名をつけます。今回は、「test1」という名前をつけてみましょう。そして、「OK」ボタンをクリックしてください。

すると、画面左に「test1.py」というファイルが作られていることがわかると思います。

このファイルにprint()関数を書いていきましょう。

print()関数を使う

では、まず画面に数字の「1」を表示させてみましょう。このように「PyWeb」にコードを書いて「run」ボタンをクリックしてください。

print(1)

すると、右の画面に「1」が表示されたと思います。

このようにprint()の()の中に表示させたい値入れるだけで、値を表示することができます。

ろぼてく

とてもカンタンですね!

文字を表示してみる。

次に、文字を表示してみたいと思います。このように書いてください。

print("こんにちは")

すると、画面右に「こんにちは」と表示されたと思います。

このように文字を表示させるためには、表示させたい文字を「””」ダブルクォーテーションマークで囲んでやる必要があります。

試しに、この「””」をなしで書いてみると、このようにエラーが出力されます。

ろぼてく

文字は正確には、1文字を指します。
「こんにちは」のように複数の文字の組み合わせは「文字列」と呼びます。

改行してみる。

print()関数で表示させる文字列を途中で改行させて表示させたい場合には、このように改行させたい文字列の前で「\n」を入力します。

日本語入力で「\」としても、画面では「バックスラッシュ」で表示されますが問題ありません。

print("こんにちは。\nろぼてくです。")

すると画面右にこのように表示されます。

今回はこれで終了です。お疲れ様です!

【小ネタ】シングルクォーテーションとダブルクォーテーションの違い。

【結論】Pythonの文法上で違いはありません。ただし、使いわける必要がある場合があります。

Pythonでは、文字列を表すときに「”(ダブルクォーテーション)」で囲むと説明しましたが、「’(シングルクォーテーション)」で囲んでもOKです。

では、どんなときに使いわけをするかというと、文字列の中で文字として「’」や「”」を使うときに、使います。ちょっとわかりづらいので実例で示しましょう。

例えば、「ろぼてくは”リンゴ”を食べた。」という文字列を表示させたい場合です。このように書きます。

print('ろぼてくは”リンゴ”を食べた。')

すると思った通りに表示されました。

これを例えば、このようにコードを書くと、

print("ろぼてくは"リンゴ"を食べた。")

このようにエラーになってしまいます。

なぜこのようなことが起こるかと言うと、Pythonが「”ろぼてくは”」「リンゴ」「”を食べた。”」という文の区切りで解釈してしまうためです。そのため「リンゴ」は本来文字列であるのに文字列でないと解釈してしまうのです。

【小ネタ】print()関数の使いどころ デバッグ

実際のプログラムでprint()関数を使うことはあるかというとそれほどありません。しかし、開発の途中ではとても使います。それは「デバッグ」という作業をするときにとても使います。

デバッグとは、開発途中のプログラムが正しく動くかどうかを確認するための作業です。

最初からズラーとコードを書いていって一発で正しく動くことは、ほぼありません。なので途中途中で正しく動いているかを確かめながらプログラムをしていきます。

このときその途中の値がいくつになっているかを確かめたり、プログラムがどこまで進んで止まってしまっているかなどを確認するためにprint()関数を挿入して、プログラムの進行状況を私たちが分かる形にして確認作業を進めていくのが一般的です。

ろぼてく

プログラミングにおいて、このデバッグ作業は作業時間の大半を占めます。デバッグを制するものはプログラミングを制します。

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次回

次回はプログラミングの基礎、演算をやってみます。

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この記事を書いた人

現役エンジニア 歴12年。
仕事でプログラミングをやっています。
長女がスクラッチ(学習用プログラミング)にハマったのをきっかけに、スクラッチを一緒に学習開始。
このサイトではスクラッチ/プログラミング学習、エンジニアの生態、エンジニアによる生活改善について全力で解説していきます!

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