スクラッチの鬼ごっこゲームおすすめTOP5！面白さ最優先でパパエンジニアが厳選！【プログラミングの勉強にもなる】

2025 9/08

2025年8月12日 2025年9月8日

公園の鬼ごっこが、パソコンの中に！スクラッチで最高に面白い「鬼ごっこ」を作って遊ぼう！

この前、子どもたちと公園で思いっきり鬼ごっこをしてきたんだ。追いかけて、逃げて、ハラハラドキドキ…本当に楽しいよね！でも、ふと思ったんだ。「このドキドキ、プログラミングで作れたらもっと面白いんじゃないか？」って。

こんにちは！二児の父でエンジニアブロガーの「ろぼてく」です。

プログラミングって、難しそうに聞こえるかもしれないけど、スクラッチ（Scratch）っていう魔法の道具を使えば、君の「面白い！」っていうアイデアを、あっという間にゲームに変えることができるんだ。

特に「鬼ごっこ」は、ルールがみんな知っていてシンプルだから、プログラミングの最初の挑戦にピッタリ！でも、シンプルだからこそ、アイデア次第でどこまでも奥深く、面白くすることができる。

そこで今回は、エンジニアであり、二児の父でもある僕「ろぼてく」が、世界中のすごい作品の中から「これは面白い！」と心から思えるスクラッチの鬼ごっこゲームを5つ、厳選して紹介するよ。ただ遊ぶだけじゃなく、「どうやって作られているんだろう？」っていうプログラミングのヒントもこっそり教えちゃうから、夏休みの自由研究や、親子でのプログラミング挑戦のきっかけにしてくれたら嬉しいな！

この記事を書いた人

現役エンジニア
スクラッチ歴４年
二児パパ

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ファミプログ

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パパエンジニアが選ぶ！本当に面白いスクラッチ鬼ごっこTOP5

さあ、いよいよランキングの発表だよ！

一番大切にしたのは、なんといっても「面白さ」！でも、それだけじゃない。「完成度の高さ」や「遊ぶことがプログラミングの勉強に繋がるか」っていうエンジニア目線もしっかり入れて、総合的に評価したよ。さっそく5位から見ていこう！

【第5位】ふたりで遊ぶのが最高に楽しい！『ブタ鬼ごっこ（2人プレイ）』

まずは、家族や友達とすぐに盛り上がれる、2人対戦専用の鬼ごっこから紹介するね。一人が鬼の「ブタ」、もう一人が逃げる「ネコ」になって、一つのキーボードでワイワイ遊べる作品だよ。

制作者： NICKY123123 さん
プロジェクトリンク： https://scratch.mit.edu/projects/378183897

ろぼてくの評価テーブル

観点	レーティング
面白さ	★★★★☆
完成度	★★★☆☆
再現度	N/A
ゲームづくりの勉強になる	★★★★☆
総合おススメ度	★★★★☆

ここが面白い！

なんといっても、パパやママ、兄弟やお友達と「すぐ」に「一緒」に遊べるのが最高！「わー！」「そっち行った！」とか、声を出しながら遊ぶと、まるでテレビゲームをしているみたいに盛り上がるんだ。シンプルなルールだからこそ、何度でも遊びたくなっちゃう中毒性があるよ。

プログラミングのヒント：2人プレイの魔法

このゲームのすごいところは、2人が同時にキャラクターを動かせるところ。どうやってるか、わかるかな？秘密は「キーボードの使い分け」にあるんだ。

例えば、ネコ（1P）のスプライトには、

「もし**↑（上向き矢印）キー**が押されたなら」y座標を10ずつ変える
「もし**↓（下向き矢印）キー**が押されたなら」y座標を-10ずつ変える

というプログラムを組む。そして、ブタ（2P）のスプライトには、

「もしwキーが押されたなら」y座標を10ずつ変える
「もしsキーが押されたなら」y座標を-10ずつ変える

という風に、キャラクターごとに使うキーを別々に設定してあげているんだ。これだけで、協力プレイや対戦ゲームが作れるようになる、最初の大きな一歩だよ！君もオリジナルの対戦ゲーム作りに挑戦してみてね。

【第4位】シンプルなのに奥深い！マウス操作がキモチイイ『タッチ鬼ごっこ』

次は、操作方法がとってもユニークな鬼ごっこ。プレイヤーはマウスカーソルで鬼を操作して、画面内を逃げ回るネコを捕まえるんだ。ルールは超簡単なのに、ついつい夢中になっちゃう不思議な魅力があるよ。

制作者： mizukushuma さん
プロジェクトリンク： https://scratch.mit.edu/projects/642536683

ろぼてくの評価テーブル

観点	レーティング
面白さ	★★★★☆
完成度	★★★★☆
再現度	N/A
ゲームづくりの勉強になる	★★★☆☆
総合おススメ度	★★★★☆

ここが面白い！

このゲームは、とにかく「気持ちいい！」の一言に尽きる。マウスを動かして、逃げるネコにピタッと触れた瞬間の爽快感がたまらないんだ。ネコは捕まるとすぐに別の場所にワープするから、次から次へと追いかけたくなっちゃう。単純明快だけど、ハイスコアを目指してついつい夢中になれる、スルメみたいなゲームだよ。

プログラミングのヒント：予測不能な動きを生み出す「乱数」

ネコが捕まるたびに違う場所に現れるのは、どうしてだろう？これは「乱数（らんすう）」っていう魔法の言葉のおかげなんだ。

スクラッチには「〇から〇までの乱数」っていうブロックがある。これを使うと、指定した範囲の中からランダムに数字を選んでくれるんだ。

ネコのスプライトには、きっとこんなプログラムが組まれているはず。「もし**鬼（マウスポインター）**に触れたなら、

x座標を**「-220から220までの乱数」**にする
y座標を**「-160から160までの乱数」**にする」

この「乱数」ブロックを使いこなせると、毎回違う動きをする敵や、ランダムな場所に現れるアイテムなんかも作れるようになる。君のゲームを何倍も面白くしてくれる、とっても大事なテクニックなんだよ。

【第3位】アイテムで大逆転！王道で面白い『かわりおに』

第3位は、これぞ鬼ごっこの王道！という楽しさが詰まった作品。ただ逃げるだけじゃなく、ステージ上に現れるアイテムを拾うことで、色々なパワーアップができるんだ。戦略性が加わって、遊びごたえは抜群！

制作者： koukichi0326 さん
プロジェクトリンク： https://scratch.mit.edu/projects/545925296

ろぼてくの評価テーブル

観点	レーティング
面白さ	★★★★★
完成度	★★★★☆
再現度	N/A
ゲームづくりの勉強になる	★★★★★
総合おススメ度	★★★★★

ここが面白い！

ただ逃げるだけじゃないのが、このゲームのすごいところ！ステージに現れるプレゼントを拾うと、リンゴで足が速くなったり、飲み物で半透明になったり、雷で鬼を一定時間止めたりできるんだ。鬼に追い詰められた絶体絶命のピンチでも、アイテム一つで大逆転できるかもしれない…このハラハラ感がたまらない！どのアイテムをいつ使うか、ちょっと頭を使うのも楽しいポイントだね。

プログラミングのヒント：ゲームの状態を記憶する「変数」

足が速くなるアイテム、どうやって作られているか知りたくない？ここで大活躍するのが「変数（へんすう）」っていう、数字や言葉を入れておける箱なんだ。

まず「歩く速さ」っていう名前の変数（箱）を作っておく。そして、キャラクターを動かすプログラムを「『歩く速さ』歩動かす」のようにしておくんだ。

普段は「歩く速さ」の変数に「5」を入れておく。そして、アイテムに触れたときのプログラムをこう組むんだ。「もしスピードアップアイテムに触れたなら、

「歩く速さ」を「10」にする
3秒待つ
「歩く速さ」を「5」に戻す 」

こうすることで、一定時間だけキャラクターの能力を変化させることができる。この「変数」を使いこなせると、HP（体力）やスコア、制限時間など、ゲームのあらゆるものを管理できるようになる。まさにゲーム作りの心臓部とも言える、超重要テクニックだよ！

【第2位】頭脳戦がアツい！新感覚の『ターン制の鬼ごっこ!』

「鬼ごっこなのに、アクションじゃない！？」初めて遊んだ時、僕も驚いたよ。これは、プレイヤーと鬼が交互にマス目を一つずつ動く、まるで将棋やチェスのような頭脳戦が楽しめる、超個性的な鬼ごっこなんだ。

制作者： sakura_neko さん
プロジェクトリンク： https://scratch.mit.edu/projects/320615318

ろぼてくの評価テーブル

観点	レーティング
面白さ	★★★★★
完成度	★★★★★
再現度	N/A
ゲームづくりの勉強になる	★★★★★
総合おススメ度	★★★★★

ここが面白い！

アクションが苦手な子でも絶対に楽しめる、目からウロコの鬼ごっこ！これは「追いかける」んじゃなくて、「追い詰める」ゲーム。鬼の一手先を読んで、捕まらないように逃げ切る…この戦略的な駆け引きが本当にアツい！しかも、このゲームは始めるたびにマップの形が自動で変わるから、何度遊んでも新鮮な気持ちで挑戦できるんだ。すごいよね！

プログラミングのヒント：無限のステージを生み出す「リスト」

このゲーム、始めるたびに迷路の形が変わるのに気づいた？これは背景を何枚も用意しているんじゃなくて、プログラムが「自動で」迷路を作っているんだ。その秘密が「リスト」。

リストは、たくさんの引き出しがあるタンスみたいなもので、そこに「0（道）」と「1（壁）」の情報をたくさん入れておくことができる。

まず、プログラムがランダムに0と1がたくさん並んだデータ（設計図）をリストの中に作る。
そして、別のプログラムがリストの引き出しを1番目から順番にチェックしていくんだ。
「リストの1番目は…『1』だから壁を描こう」「2番目は…『0』だから道にしよう」という風に、設計図通りにペンでステージを描いていく。

この技術は「プロシージャル生成」とも呼ばれていて、これを応用すれば、入るたびに形が変わるダンジョンを作るRPGなんかも夢じゃない！少し難しいけど、挑戦してみる価値のある、ものすごく面白いプログラミング技術だよ。

【第1位】世界中と鬼ごっこ！進化し続ける伝説『Gorilla Tag 2D』

そして、僕が選ぶ最高の「面白い」鬼ごっこ、第1位はこの作品！もともと大人気のVRゲームをスクラッチで再現したもので、オンラインで世界中のプレイヤーとリアルタイム対戦ができる、まさにお祭りのようなゲームなんだ。

制作者： Devobio さん
プロジェクトリンク： https://scratch.mit.edu/projects/667227402/

ろぼてくの評価テーブル

観点	レーティング
面白さ	★★★★★
完成度	★★★★★
再現度	★★★★★
ゲームづくりの勉強になる	★★★★★
総合おススメ度	★★★★★

ここが面白い！

文句なしの第1位！このゲームの面白さは、もはやお祭り！世界中のプレイヤーたちとリアルタイムで鬼ごっこができるんだ。独特な腕を振るう操作は、慣れるまで少し難しいけど、マスターして壁をスイスイ登れた時の達成感は格別！

でも本当の面白さは、このゲームから生まれたたくさんの「リミックス（改造版）」にあるんだ。キャラクターの色を変えたり、新しいマップを追加したり、全く別のゲームに作り変えたり…世界中のみんなが作った無数のゴリラの世界を探検するだけでも一日中遊べちゃう！

プログラミングのヒント：「クラウド変数」と「リミックス文化」

このゲームから学べることは二つある。

一つ目は、オンラインの仕組み。世界中の人と遊べる秘密は「クラウド変数」にあるんだ。「クラウド」は「雲」のこと。普通の変数が自分のパソコンの中にだけある箱だとしたら、クラウド変数は空に浮かぶ大きな箱で、世界中の誰もがその中身を見たり書き換えたりできる。このゲームでは、プレイヤーAの場所（x座標とy座標）をクラウド変数に保存する。すると、プレイヤーBのパソコンが「クラウド変数にAさんの場所が書き込まれたな。よし、その場所にAさんのゴリラを表示しよう」と動くんだ。この仕組みが、オンラインゲームの基本なんだよ。

そしてもう一つ、このゲームから学べる一番大事なことは「リミックスの力」。すごい作品を見つけたら、ぜひ画面の右上にある緑色の「リミックス」ボタンを押してみて。プログラムの中身を全部見ることができるし、自分で改造して新しいゲームを作ることもできる。うまい人のプログラムを真似て学ぶことは、上達への一番の近道なんだ！この『Gorilla Tag 2D』は、その最高のお手本だよ。