こんにちは、親子でプログラミングを楽しむブログ「https://oyako-programming.com/」のエンジニアブロガー「ろぼてく」です。
こんにちは、ブログ「親子プログラミング」を運営しているエンジニアブロガーの「ろぼてく」です。私は普段、電気製品の設計や品質保証(QA)の業務に10年以上携わっており、回路図を引いたり、工場の製造ラインの監査を行ったりしています。その経験を活かし、皆さんに「エンジニアの視点」で、本当に価値のある製品情報の提供を心がけています。
さて、今回のテーマは、家電量販店やAmazonで皆さんが必ず一度は目にするであろう「ELECOM(エレコム)」についてです。 「子供のプログラミング用に安いマウスを探しているけど、すぐ壊れない?」 「テレワークで使うキーボード、種類が多すぎて選べない……」 「そもそもエレコムって、どこの国のメーカーなの?安すぎて怪しい……」
そんな疑問や不安を抱えている親御さんや、ガジェット選びに慎重になっている学生さんに向けて、技術屋の私が徹底的に調査を行いました。単なるカタログスペックの比較ではありません。「工場の場所」「設計拠点の設備」「使われている部品の選定基準」といった、メーカーの裏側まで掘り下げた情報を、わかりやすく解説します。
結論から言うと、エレコムは「日本の技術力とグローバルな生産体制を組み合わせた、世界でも稀有なコストパフォーマンス・モンスター」です。しかし、全ての製品が「買い」というわけではありません。中にはコストダウンの影響を強く受けている製品もあります。
この記事では、プロの設計者だからこそ知っている「壊れにくい製品の選び方」や「品質の勘所」を余すことなくお伝えします。これを読めば、もう周辺機器選びで迷うことはありません。
ろぼてく結論
エレコムの製品は買いです!
- 電機メーカー勤務
- エンジニア歴10年以上
- 品質担当経験あり


結論:エレコムはどこの国のメーカーか?


皆さんが一番気になっているであろう疑問、「エレコムはどこの国のメーカーなのか?」について、まずは明確な答えを出しましょう。



結論:
エレコムは、正真正銘「日本」のメーカーです。
大阪発、東証プライム上場の日本企業
エレコム株式会社(ELECOM CO., LTD.)は、大阪府大阪市に本社を構える日本の企業です。1986年の創業以来、35年以上にわたって日本のPC周辺機器市場を牽引してきました。現在は東京証券取引所プライム市場(旧東証一部)に上場しており、企業の信頼性や社会的信用度は非常に高いレベルにあります。
「日本ブランド」が持つ技術的な意味
私たちエンジニアが「日本メーカーである」と判断する際、単に登記上の本社が日本にあるかどうかだけでなく、「品質基準(Quality Standard)がどこにあるか」を重視します。
- JIS規格(日本産業規格)への準拠: 海外メーカー(特にノーブランド品)の製品は、USBコネクタの寸法公差が甘かったり、キーボードの配列がJIS規格から微妙にズレていたりすることがあります。エレコム製品は、日本のJIS規格を厳密に守って設計されているため、「コネクタが硬くて入らない」「キーピッチが変で打ちにくい」といった物理的なトラブルが極めて少ないのが特徴です。これは、日本の子供たちが初めて触れるデバイスとして非常に重要な要素です。
- 日本語環境への深い理解と最適化: WindowsやmacOSにおける日本語入力システム(IME)の挙動は独特です。海外製キーボードでは「全角/半角」の切り替えがスムーズにいかないトラブルが散見されますが、エレコムは日本のOS環境での検証(バリデーション)を徹底しています。ファームウェアレベルで日本語環境に最適化されているため、繋いですぐに違和感なく使えるという「当たり前」の品質を提供しています。
- ユーザーサポートとマニュアルの質: マニュアルが怪しい日本語で書かれている海外製品とは異なり、エレコムのマニュアルは日本人向けにわかりやすく作られています。また、サポートセンターも日本国内で運営されており、万が一のトラブル時にも日本語で的確なサポートが受けられる点は、初心者にとって大きな安心材料です。
つまり、エレコムは「日本人が、日本のユーザーのために、日本の品質基準で企画・管理しているメーカー」なのです。
結論:エレコム製品は買うことをおススメできるか?





結論:
基本的には「超おすすめ」です。ただし、用途に合わせた「選び方」が重要です。
「80点主義」が生み出す驚異のコスパ
エレコム製品の真髄は、「誰が使っても80点が取れる製品を、他社が真似できない低価格で提供する」点にあります。 私たち設計者はよく「QCD(Quality, Cost, Delivery)」のバランスを考えますが、エレコムはこのバランス感覚が絶妙です。
ライトユーザー・初心者(親子プログラミングなど):
文句なしにおすすめです。「とりあえず繋げば動く」「説明書が読める」「保証がある」という安心感は、何にも代えがたい価値です。数千円でこの信頼性が手に入るのは、日本の消費者の特権と言えるでしょう。
ヘビーユーザー・プロフェッショナル:
かつては「安かろう」のイメージがありましたが、現在は状況が変わっています。「V Custom」シリーズのような本格的なゲーミングデバイスや、「EX-G PRO」のようなハイエンドトラックボールなど、プロの厳しい要求スペック(低遅延、高耐久スイッチなど)を満たす製品が増えています。
注意すべきデメリットとリスク
一方で、エンジニアとして指摘すべきデメリットもあります。
製品寿命の設計思想: 数千種類もの製品を展開しているため、製品によってはコストダウンのために耐久性をギリギリまで削っているものも存在します。特に1,000円以下のマウスなどは、スイッチやホイールのエンコーダといった可動部品に安価な汎用品が使われていることが多く、数年でチャタリング(意図しないダブルクリック)などの不具合が発生する可能性があります。これを私たちは「設計寿命(Design Life)」の違いと捉えています。 「地雷」製品の回避: 膨大な新製品をハイスピードで投入するため、稀に「設計が煮詰まっていない製品(地雷)」が市場に出ることがあります。例えば、新しい機構を採用した初号機などは、ユーザーレビューで「滑りが悪い」「接続が切れる」といった指摘を受けることがあります。
しかし、これらのリスクを考慮しても、コストパフォーマンス(価格対性能比)においては世界トップクラスであることは揺るぎない事実です。「とりあえずエレコムを選んでおけば、致命的な失敗はしない」というのが、私たち業界人の共通認識です。
このメーカーの特徴


エレコムがなぜこれほどまでに強く、そして安いのか。その特徴をエンジニア視点で3つのキーワードに分解して解説します。
1. 「ファブレスメーカー」という賢い戦略
エレコムは、自社で巨大な組み立て工場を所有していません。これを「ファブレス(Fabless)」と言います(Appleや任天堂も同様の形態です)。 メリット: 工場の維持費や設備投資のリスクを負わないため、その分のコストを「開発費」や「製品価格の引き下げ」に還元できます。 柔軟性: 「マウスはこの工場が得意」「ケーブルはあの工場が安い」といった具合に、製品ごとに最適な生産委託先(サプライヤー)を世界中から選定できます。これにより、市場の変化に即座に対応できるのです。 エレコムの凄み: 通常、ファブレスメーカーは「商社(右から左へ流すだけ)」になりがちですが、エレコムは後述するように「設計と試作」を自社でガチガチに行っています。これが他社との決定的な差別化要因です。
2. 圧倒的な「スピード」と「SKU(種類)数」
エレコムの商品展開力は異常とも言えるレベルです。「左利き用のトラックボール」「女性の小さな手にも馴染む超小型マウス」「高齢者でも見やすい巨大文字キーボード」など、大手メーカーが見落としがちなニッチな需要(隙間)を埋める製品を即座に開発・投入します。 「欲しいものが必ずラインナップにある」という状態を作り出す、この商品企画力こそが最大の武器です。
3. 調達力とコストダウンの鬼
年間数千万台規模の販売数を背景にした、部品調達力(Procurement Power)が桁違いです。 センサーIC、スイッチ、USBケーブルの銅線などを大量に一括購入することで、部品単価を極限まで下げています。私たちエンジニアが分解して中身を見ると、「この高機能なICを使って、どうしてこの売価が出せるんだ?」と恐怖すら感じるレベルです。これは純粋な設計技術だけでなく、サプライチェーンマネジメント(SCM)の勝利と言えます。
このメーカーの生産地(工場)はどこか?


「日本のメーカー」であることは間違いありませんが、製品自体が「Made in Japan」であるとは限りません。ここが誤解しやすいポイントです。
主な生産地:中国(China)およびベトナム(Vietnam)
中国(深セン・東莞エリア)のEMS活用
世界のPC周辺機器の製造拠点は中国です。エレコムも長年、中国のパートナー工場(EMS/ODM)で生産を行ってきました。 しかし、単に「中国製品にロゴを貼っただけ」ではありません。エレコムの品質管理チーム(QC)が現地工場に入り込み、製造ラインの指導、金型の調整、出荷前の抜き取り検査基準の徹底を行っています。
「チャイナ・プラス・ワン」:ベトナムへのシフト
近年、地政学的なリスクや中国の人件費高騰(チャイナリスク)を受け、エレコムは生産拠点をベトナムなどに分散させる動きを加速させています。 例えば、スピーカーやヘッドセットなどの音響機器では、ベトナムに工場を持つフォスター電機などのパートナーと連携を深めています。 エンジニアの視点で見ると、ベトナムの新設工場は最新の自動化設備(FA機器)が導入されていることが多く、人手による組み立てバラツキが減り、品質の安定化が期待できます。エレコムのこの動きは、将来的な供給安定性を確保するための非常に理にかなった戦略です。
設計はどこで行っているか? – 品質を支える日本の頭脳


ここが今回の記事で最も重要な技術的ポイントです。 「工場は海外」ですが、製品の「頭脳(設計・開発)」は日本にあります。
神奈川県横浜市「横浜技術開発センター(YTC)」
エレコムは2022年、神奈川県横浜市に巨大な開発拠点「横浜技術開発センター(YTC: Yokohama Technical Center / YIH)」を拡張・移転させました。
このYTCこそが、エレコム製品の品質を担保している心臓部です。ここで具体的に何が行われているのか、技術的な凄さを解説します。
- 電波暗室(Anechoic Chamber)の保有: 無線マウスやBluetooth機器の開発には、外部の電波を完全に遮断した「電波暗室」が不可欠です。YTCにはこの巨大な設備があり、電波の飛び具合(RF性能)や、混信に対する耐性(EMC)を徹底的に測定しています。安価なメーカーはこのような設備を持たず、理論値だけで設計することが多いですが、エレコムは実測値に基づいてアンテナ設計を行っています。
- エルゴノミクス設計の聖地: 「EX-G」シリーズの開発では、ここにあるラボで人体の手の骨格を解析しています。3Dプリンターやクレイモデル(粘土模型)を使い、0.1mm単位で形状を削り出し、プロのデザイナーとエンジニアが「究極の握り心地」を追求しています。
- 過酷な信頼性試験: 製品を落下させる試験、高温多湿の環境に放置する試験、ケーブルを何万回も屈曲させる試験など、JIS規格に基づいた厳しい品質テストがここで行われています。
私がエンジニアとしてエレコムを信頼する最大の理由が、この「自社で評価施設(ラボ)を持っている」点です。商社的なメーカーは、中国工場の検査データを鵜呑みにするしかありませんが、エレコムは日本国内で「再検証(Double Check)」できる能力を持っています。これが品質の最後の砦となっているのです。
品質は大丈夫か? – エンジニアが語る品質管理のリアル


「安かろう悪かろう」なのか?その答えは「NO」ですが、「工業製品としての割り切り(トレードオフ)」を理解する必要があります。
部品選定における信頼性設計
前述した通り、エレコムの中級機以上ではオムロン(OMRON)社製スイッチの採用を強くアピールしています。 これは、「最も壊れやすい部品」にコストをかけ、製品全体の寿命を延ばすという設計判断です。安価なモデルではコスト優先の部品が使われますが、ユーザーが選択肢を持てるようにラインナップを分けている点は誠実と言えます。
ソフトウェアの課題
一方で、ハードウェアに比べてソフトウェアには課題も残ります。多機能マウスの設定ソフト「エレコムマウスアシスタント」などは、UI(ユーザーインターフェース)が少し古臭かったり、機能が競合他社(Logicool Optionsなど)に比べてシンプルすぎると感じる場面があります。 ただし、基本機能(ボタン割り当てやポインタ速度変更)は問題なく動作するため、実用上の支障は少ないです。
サポート体制という「品質」
万が一、初期不良品(ハズレ個体)を引いてしまっても、日本国内のサポート体制が機能しています。保証期間内であれば、スムーズに交換対応してくれるケースがほとんどです。 「製品そのものの故障率」だけでなく、「故障した時のリカバリーの速さ」も含めて品質だと考えれば、エレコムの総合品質は非常に高いレベルにあります。
このメーカーの製品は買っても大丈夫?評判は?


実際に購入したユーザーの生の声(Review)と、それに対する私の技術的な分析(Analysis)を交えて、評判を整理しました。
良い口コミ
「EX-Gトラックボール、手が疲れない!握るんじゃなくて置く感覚。仕事が捗る。」
【エンジニア分析】: 横浜YTCでの人間工学設計が成功している証拠です。人間の手はリラックスしているとき、軽く握ったような形になります。この「自然な状態」を維持できる形状設計に関しては、海外の高級機をも凌駕するレベルに達しています。
「V Customキーボード、この打鍵感で1万円台はバグってる。銀軸の反応速度も最高。」
【エンジニア分析】: 後発メーカーだからこそ、先行する競合製品を徹底的にベンチマーク(比較分析)しています。「ゲーマーが何を求めているか(アクチュエーションポイントの短さ、キーキャップの質感)」を完全に把握し、必要な機能を盛り込みつつ、不要なコストを削ぎ落とした結果です。
「安くてどこでも売ってるから、急に壊れた時に助かる。」
【エンジニア分析】: 入手性(Availability)も品質の重要な要素です。仕事道具として使う場合、「壊れたらすぐに代替品が手に入る(コンビニや近所の電気屋にある)」という安心感は、何物にも代えがたいメリットです。
悪い口コミ
「マウスのホイールがすぐ空回りするようになった。」
【エンジニア分析】: これは「ロータリーエンコーダ」という部品の接触不良や、内部へのホコリの噛み込みが主な原因です。安価なモデルでは、この部品の防塵性能が低いグレードのものが使われている可能性があり、耐久性の弱点になりがちです。接点復活剤を一吹きすれば直ることも多いですが、消耗品と割り切るか、上位モデルを選ぶ必要があります。
「IST(新しいトラックボール)を買ったけど、ボールの滑りが悪くてガッカリ。」
【エンジニア分析】: これは支持球(ベアリング)の選定か、ボール表面のコーティングの問題でしょう。新しい挑戦的な製品(ミネベアミツミ製ベアリング採用など)を出す際に、初期ロットで調整不足(チューニング不足)が発生することが稀にあります。発売直後ではなく、少し市場の評価が定まってから購入するのが、エンジニア的な自衛策です。
「1年ちょっとで左クリックがダブルクリック(チャタリング)するようになった。」
【エンジニア分析】: スイッチ内部の金属接点の酸化や摩耗が原因です。高耐久モデル(オムロン採用機)を選ぶことで回避できますが、千円以下のモデルではどうしても発生確率は上がります。物理的な接点があるスイッチを使用している以上、ある程度の発生は避けられませんが、電池の電圧低下など別の要因である場合も多く、電池交換やペアリングリセットで直るケースもあります。
このメーカーのおすすめ製品は?


ここからは、僕「ろぼてく」がエンジニアの厳しい目で選び抜いた、エレコムのおすすめPC周辺機器を「エントリー」「ミドルレンジ」「ハイエンド」の3つのレベルに分けてご紹介します。あなたの使い方や予算にピッタリの一台がきっと見つかるはずです!
まずは、おすすめモデルの一覧表をご覧ください。
| カテゴリ | モデル名 | おすすめレベル | 主な特徴 | 価格帯の目安 |
| マウス | M-K7UB/RS | エントリー | 有線、1000万回高耐久スイッチ、圧倒的な安さ | ¥1,000前後 |
| マウス | EX-G M-XGM10DBシリーズ | ミドルレンジ | 無線、握りやすいエルゴノミクス形状、5ボタン | ¥2,500~ |
| キーボード | TK-FCM108KBK | エントリー | 有線、薄型、テンキー付き、高コスパ | ¥1,500前後 |
| キーボード | Leggero TK-MC30UKLBK | ミドルレンジ | メカニカル(茶軸)、高い静音性、高コスパ | ¥8,000~ |
| Wi-Fiルーター | WRC-X3000GS3-B | ミドルレンジ | Wi-Fi 6、IPv6(IPoE)対応、安定通信 | ¥10,000前後 |
| トラックボール | DEFT PRO M-DPT1MRXBK | ハイエンド | 人差し指操作、8ボタン、3種接続方式、人工ルビー支持 | ¥9,000~ |
| トラックボール | IST M-IT11BRBK | ハイエンド | 親指操作、ベアリング支持による超滑らかな操作感 | ¥9,000~ |
| ゲーミングキーボード | V custom VK720A | ハイエンド | 磁気式スイッチによる0.1mm単位の反応点調整 | ¥20,000~ |
| ゲーミングマウス | V custom M-VM610BK | ハイエンド | 約54gの超軽量、高精度センサー搭載 | ¥12,000~ |
【エントリーモデル】まずはここから!安価で信頼できる定番品
対象ユーザー: PCの基本的な操作ができれば十分な方、予備用や一時的な利用で、とにかくコストを抑えたい方。
おすすめ製品1:有線BlueLEDマウス M-K7UB/RS
1000円以下で手に入ることも珍しくない、驚異的なコストパフォーマンスを誇る有線マウスです。ただ安いだけでなく、左右のクリックボタンには1000万回のクリックに耐える高耐久スイッチを採用しており、基本的な信頼性はしっかりと確保されています 。難しい設定は一切不要で、USBポートに挿すだけですぐに使える手軽さも魅力です。
【ろぼてく視点】 「とりあえず、今すぐ使える普通のマウスが必要」という状況で、これを選んでおけばまず間違いありません。僕も会社のデスクに予備として一つ常備しています。この価格でこの耐久性を実現しているのは、さすがエレコムと言うべきでしょう。
おすすめ製品2:有線薄型フルキーボード TK-FCM108KBK
テンキー付きのフルキーボードでありながら、薄型でデスク上のスペースを圧迫しないスマートなデザインが特徴です。キーはサクサクとした軽い打ち心地で、Excelでの数値入力など、事務作業を効率的にこなせます 。こちらも非常に安価で、手軽に作業環境を整えたい方におすすめです。
【ミドルレンジ】コスパ最強!満足度が最も高い価格帯
対象ユーザー: 毎日のPC作業をより快適にしたい方、価格と性能のバランスを最も重視する賢い選択をしたい方。
おすすめ製品1:ワイヤレスマウス “EX-G” M-XGM10DBシリーズ
エレコムのマウスの中で、僕が**「最も多くの人におすすめできる、買って後悔しない逸品」**がこのEX-Gシリーズです。「ありそうでなかった握りやすさ」をコンセプトに開発されたエルゴノミクスデザインは、まるで自分の手の一部のように自然にフィットし、長時間の作業でも手首の疲れを大幅に軽減してくれます 。Webブラウジングが格段に快適になる「進む・戻る」ボタンを含む5ボタン仕様も、一度使うと手放せなくなります 。
【ろぼてく視点】 僕も自宅のメインPCではこのEX-Gを長年愛用しています。同価格帯のロジクール製品と比較しても、この「握り心地」という点においては、勝るとも劣らない完成度だと感じています 。マウス操作で疲れを感じている方は、ぜひ試してみてください。世界が変わりますよ。
おすすめ製品2:メカニカルキーボード “Leggero” TK-MC30UKLBK (茶軸)
「メカニカルキーボードに興味はあるけど、高価なモデルやゲーミング用の派手なデザインはちょっと…」という方に、まさにうってつけの一台です。1万円以下で手に入る手頃さながら、その作りは本格的。メカニカルらしい「カチャカチャ」という心地よい打鍵感を持ちつつも、オフィスなどでも使いやすいように静音性にも配慮された「茶軸」を採用しています 。
【ろぼてく視点】 このキーボードのすごいところは、安価ながら品質へのこだわりが見える点です。キーを打った時の不快な金属反響音(バネ鳴り)を抑えるための吸音シートが内部に敷き詰められており、非常にクリアで心地よい打鍵感を実現しています 。これは、ただ部品を組み合わせただけの安価なキーボードとは一線を画す、エンジニア的に見ても「わかっている」設計です。
おすすめ製品3:Wi-Fi 6対応ルーター WRC-X3000GS3-B
家庭のインターネット環境の「大動脈」であるWi-Fiルーター。このモデルは、最新の通信規格「Wi-Fi 6」と、回線の混雑を避けて通信する「IPv6(IPoE)」方式の両方に対応しています 。これにより、家族みんなが同時に動画を見たり、オンラインゲームをしたりする夜間など、回線が混み合う時間帯でも、速度低下が少なく安定した高速通信が期待できます 。
【ろぼてく視点】 ルーター選びでは、スペック上の最高速度だけでなく「安定性」が何より重要です。エレコムのルーターは、競合のバッファロー製品と比較しても、電波の状況に応じて最適な周波数帯へ自動で接続を切り替える「バンドステアリング」などの安定化技術に優れている点があり、信頼性は非常に高いです 。このモデルは、十分な性能と手頃な価格を両立した、まさに「鉄板」と言える一台です。
【ハイエンド】こだわり派へ!最高の作業環境を構築する逸品
対象ユーザー: 特定の作業効率を極めたいプロフェッショナル、最高の操作感を求めるヘビーユーザー、そして勝利を目指すeスポーツプレイヤー。
おすすめ製品1:人差し指操作トラックボール “DEFT PRO” M-DPT1MRXBK
僕も愛用している、人差し指操作トラックボールの傑作です。特徴は、なんといってもその圧倒的なカスタマイズ性。合計8つのボタンとチルトホイールに、コピーやペースト、ウィンドウを閉じる、といった様々な機能を割り当て可能 。マウスからキーボードへ手を動かす回数を劇的に減らし、作業効率を極限まで高めることができます。ボールを支える支持球には、滑らかな操作感と高い耐久性を両立する
直径2.5mmの大型人工ルビーを採用。有線、無線(2.4GHz)、Bluetoothの3つの接続方式に瞬時に切り替えられるのも、プロ向けの仕様です 。
【ろぼてく視点】 ロジクールのハイエンド機「MX ERGO」と比較されることが多いですが、DEFT PROはボタン数の多さと、ボールを取り外して掃除しやすいメンテナンス性で優位に立ちます 。3年という長期保証も、エレコムがこの製品の品質と耐久性に絶対の自信を持っている証拠です 。
おすすめ製品2:親指操作トラックボール “IST” (ベアリングモデル) M-IT11BRBK
エレコムが新たに市場へ投入した、技術的に非常に面白い意欲作です。このトラックボールの最大の特徴は、ボールの支持球に、従来の人工ルビーではなく、ミネベアミツミ製の精密ボールベアリングを採用した点にあります 。人工ルビーが「点」でボールを支え、ある程度の摩擦(抵抗)があるのに対し、ベアリングは内部の球が「回転」することで摩擦を極限まで低減します。
【ろぼてく視点】 これにより、まるで氷の上を滑るかのような、驚くほど軽くて滑らかなボール操作が可能になります 。人工ルビーの「しっとりとした抵抗感」も良いものですが、ベアリングの「わずかな力でスルスルと慣性が効くように動く」感覚は唯一無二。長時間のCAD作業やフォトレタッチなど、精密なポインタ操作で指の負担を最小限に抑えたい方にとって、最高の選択肢となり得るでしょう。
おすすめ製品3:ゲーミングキーボード “V custom” VK720A (磁気式スイッチ)
これはもはや「スイッチ」ではなく「センサー」と呼ぶべき、キー入力の概念を変える最先端のゲーミングキーボードです。最大の特徴は、磁気式アナログ検知スイッチを搭載していること 。これにより、キーが反応する深さ(アクチュエーションポイント)を、ソフトウェアで
0.1mm単位で自由に設定できるのです。
【ろぼてく視点】 これが何を意味するか。例えば、FPSゲームでキャラクターを移動させるキーは、ほんの少し触れただけで反応するように浅く設定し(高速反応)、必殺技を出すキーは、誤爆しないように深く押し込まないと反応しないように設定する、といった芸当が可能になります。eスポーツの最前線でコンマ1秒を争うトッププレイヤーにとって、これほど強力な武器はありません。エレコムの本気が感じられる、まさに究極の逸品です。
まとめ


エレコムについて、エンジニアの視点から徹底的に解剖してきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に、私「ろぼてく」なりの「エレコム製品との賢い付き合い方」をまとめます。
- エレコムは、日本の誇る「コスパ最強のエンジニア集団」である。 大阪商人の「良いものを安く」という魂と、横浜技術開発センターの「確かな技術力」が融合した、非常に実直なメーカーです。
- 「設計」は日本品質、「製造」はグローバル。 この体制を理解していれば、品質に対する漠然とした不安は不要です。厳しい日本の目で管理された製品が届けられています。
- 選び方のコツは「ミドルレンジ以上」を狙うこと。 1000円のマウスも良いですが、3000円〜5000円クラス(EX-GやDEFT PROなど)になると、オムロン製スイッチや高精度センサーが搭載され、満足度と寿命が劇的に向上します。ここが一番「おいしい(コストパフォーマンスが高い)」ゾーンです。
- 子供のファーストPC周辺機器には最適。 壊しても懐が痛まない価格、JIS規格準拠で正しい操作を覚えられる点など、私たちのような親子プログラミング世代の相棒としては、これ以上の選択肢はありません。
私自身も、自宅の検証用サーバーのキーボードはエレコム製ですし、出張バッグには必ずエレコムの小型マウスを入れています。 「最高級ではないかもしれないが、誰にとっても最適解である」 それが、エレコム製品の最大の魅力です。
皆さんも、ぜひこの記事を参考に、自分やお子さんにぴったりの「相棒」を見つけてください。もし製品選びに迷ったら、まずは店頭でエレコムの製品を実際に握ってみてください。その「しっくり感」が、日本のエンジニアたちが横浜で汗を流して作った証ですから。










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