【Python入門】基礎4-1 条件分岐 if文を使ってみる

この記事のポイント

if文を使って条件分岐ができるようになります。

目次

はじめに

この記事では、プログラムの3大要素の1つである「条件分岐」のif文を説明します。

この条件分岐が扱えるようになると、一気にプログラミングの用途が増えて、よりプログラミング有益かつ楽しくなります!

今回もサクッと実例を交えて説明していきます。

前回の記事

前回の記事では変数を使い方を説明しました。

この講座で使用するPython環境「PyWeb」は以下リンクから始めることができます。

プログラムの3大要素とは?

【結論】「順次処理」、「繰り返し処理」、「分岐処理」 の3つの要素のことです。

プログラムには以下の3つの要素が存在しています。どんな難しいプログラムも、これらの3つの処理の組み合わせで作られています。

ろぼてく

AIも、機械学習も本当に上記3つの組み合わせだけで作られているのです。というかパソコン(CPU)はこの3つの処理しかできません。

今までの記事で説明してきたものは、すべて、「順次進行」となります。

「順次処理」は、上から順番に1つ1つ処理を実行していくことです。前回の変数の扱い方の以下のプログラムを見てみると、①変数を宣言して、②演算して、③表示するということを順番どおりに処理していきます。

appleNum = 10
orangeNum = 5
totalNum = appleNum + orangeNum
print(totalNum)
ろぼてく

「順次処理」はわかりやすいですね!

条件分岐とは?

【結論】もし〇〇であれば、△△をする という処理ができます。

条件分岐の例は以下のようなものになります。

「もし天気が雨ならば、傘を持って出かける。」

ある条件に対して、その条件が正しければ実行され、正しくなければ実行されない。

これが条件分岐です。

Pythonでの条件分岐

では条件分岐を理解してもらえたところで実際にプログラミングをしてみましょう。

if文を使って条件分岐をする。

Pythonで条件分岐を記述するには「if」文を使います。

記述方法

Pythonでの記述は以下のようになります。

if 条件:
  処理

記述の重要なポイントは以下です。これを忘れるとエラーとなってしまいます。

  • 「条件」のあとに「:(コロン)」を書くこと。
  • 「処理」の記述はインデントを下げること。
  • 条件の一致の記載には「==」を使うこと。

インデントを下げるとは、「tab」キー使って、文の頭を右にズラすことです。Pythonではこのインデントを下げることにより、処理の記載がどこから始まって、どこで終わるかを表します。

これをオフサイドルールと呼びPython独自のルールとなります。

ろぼてく

このオフサイドルールは好き嫌いが分かれますが、私は好きです。多くの人の記述を統一できるので、可読性が上がります。

また、条件の一致には「=」ではなく、「==」を使います。

Pythonでは「=」は変数への代入を表しており、対して、一致していることを表すには「==」を使います。これは間違いやすいので気を付けてください。

ろぼてく

「==」などの条件文での比較を行う演算子を比較演算子と呼びます。次回の講座で説明します。

プログラム例

実際にプログラムを書いてみましょう。さきほどの「もし天気が雨ならば、傘をもって出かける。」を記載すると以下のようになります。

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この記事を書いた人

現役エンジニア 歴12年。
仕事でプログラミングをやっています。
長女がスクラッチ(学習用プログラミング)にハマったのをきっかけに、スクラッチを一緒に学習開始。
このサイトではスクラッチ/プログラミング学習、エンジニアの生態、エンジニアによる生活改善について全力で解説していきます!

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